イタリアの中国人『沈黙の掟』を破る:同胞に利用された

価格破壊などでイタリアを内部から蝕んでいく中国人…と言うイメージを揶揄して、最近、こんなイタリア映画が作られてましたが…



この映画みたいに最後はマジで乗っ取られてしまうのでは…なんて思っていたら…
どうも内部の方で分裂が起きてきてるようですな…

『中国人ヤン氏が沈黙の掟を破る“同胞に利用された”』

★トスカーナ地方プラートの町で中国人難民のヤンさんが通訳を介し、中国人グループが経営するプラート郊外の幽霊工場での過酷な労働について暴露した。

★月曜から日曜日まで1日18時間の非合法労働で、朝7時から深夜1時まで時給は約1ユーロ(約120円)。作業場内にある粗末で不潔なベッドで7時間の睡眠。

★疲労困憊したヤンさんが作業場の機械内へ倒れ込み2〜3度の大やけどを負った際、夜間、作業仲間らが救急病院の前にヤンさんを放置。医師らによる3度の外科手術で一命を取り留めた。気力を回復したヤンさんはプラート移民史上初めて、『違法労働者』であるにもかかわらず当市の移民局を訪れ、『沈黙の掟』を破りプラート・チャイナタウンの実態を暴いた。

★ジョルジョ・シッリ評議員やプラート市福祉サービス、警察、検察などの助力により、現在、ヤンさんは『不法流入労働者対策プラグラム』に加入し、別の町に住み、仕事も滞在許可証も正規のものを取得。最近はイタリア語も少し話せるようになってきた。

★ヤンさんに不当労働を強いていた中国人らは全員身元確認がなされ、難民労働者からの不当搾取や傷害などについてプラート検察が捜査を開始した。検察内では次のように話されている。「不当搾取されてきた中国人労働者の方でも権力濫用について私達に訴えたいようだし、ずっと大きな障害になってきた沈黙の壁が今や崩壊してしまった感がありますね。」

★ヤンさんはマフィアが管理する難民組織の手引きでイタリアに入国した際のことを、次のように話している。
「懸命に頑張って、従順にしていれば、自分も家族も人生が変わるぞと言われました。イタリア語は一言も分かりませんでした。知り合いもいなかったし、誰かに訴えようもなかった。」



(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年03月08日 Corriere della Sera記事より抜粋)

最近、米アカデミー作品賞を受賞したベン・アフレック監督の旧作品で『ザ・タウン』って言うのを観たんですが…
アメリカでも『沈黙の掟』ってイタリア語のまんま『Omerta(オメルタ)』っ言うんですね…




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