まだ、ご記憶にある方もいるかと思いますが、数年前から解決されては再浮上を繰り返しているナポリのゴミ問題…もちろんと言ってはなんですが、今でも続いております。
が、ナポリ住民としては、もうどうにもならないなら笑い事にしてまえ〜と言う感じのようですが。
ナポリ 『ゴミ予報のお姉さん登場』
予報番組「明日、ゴミを避けて通るには?」
番組のオープニングは天気予報番組と同じ。大きな地図も後ろに出る。
しかし、指示棒を手にした予報のお姉さんが登場した途端、視聴者は一瞬うろたえる。
眼鏡の奥に浮かぶまぶしい笑顔と、そして、身にまとう黒いゴミ袋。
『お天気お姉さん』ならぬ『ゴミお姉さん』が、正確な清掃予報でもって視聴者の気持ちを一掃(これ以上適切な単語があろうか)してくれるのだ。
「町中に散乱しているゴミは、Acton通りにおいて夜間、卒業パーティーの影響で増え始めるでしょう。」
放送は本当にこんな感じ。
ゴミに埋もれたナポリだが(昨日、通りには1,700トン前後のゴミが放置され、ナポリ西部の大半に非常事態宣言が出されていた。すでに道路閉鎖やゴミ放火などの暴動が起きている。)、まだ『ゴミの少ない区域』が予報される程度にスペースは残っているわけだ。
毎週金曜日、ナポリの私設放送局『Tela A』が、この正真正銘の『ゴミ予報』放送を行っている。
なかなか良く出来た番組で、謎の『ゴミ予報センター』なる所が制作しており、どこの区域にゴミが集中的に放置されているかをきちんと予報しているのだ。また、放置された理由についても説明されるのだが、こちらはかなりふざけたもの。
とにかく我々としては、「未分別のゴミおよび生ゴミ」発生量の増加を懸念しつつ、「ナポリ東部のゴミが一掃される」ことを願おうではないか。たとえ、その『一掃』が『季節の変わり目にともなう変動』にすぎないものであってもだ。
同番組の放送作家であるジャンニ・シミオーリ氏は、番組誕生の経緯を次のように説明している。
「ある晩、電話でマウリツィオ・ピレッティ(同じく放送作家)と次の打ち合わせについて話してたんですよ。それで、どこなら駐車スペースがあるだろうって話していて…。町中にゴミが大量に放置されてますからね。そうしたらピレッティが“こっちに来ても大丈夫だよ。駐車スペースはあるから。”って言った時にピンと来たんです。」
と言うわけで、シミオーリ氏は町中を車で回り、どの区域が通行不能かをメモしてゴミ予報を作成することとなった。
ゴミお姉さんに扮しているのはシミオーリ氏の実姉ロレダナさんで、3分の番組内にギュッと凝縮した情報が詰め込まれており、シミオーリ氏は、
「本当に真面目な話はふざけて言っちゃいけない…なんてことあります?」と言う。
まずはゴミの『プレゼーペ(キリスト生誕を表した箱庭飾り)』が作られ、それからゴミ詩人たちが詩を書き(常に最後はナポリ訛りで『この町にもっと愛を』と締めくくられている)、それがゴミ置き場の容器に貼り付けられていた。そして、『ゴミDAY』と称するデモ行進。後は、もう『ゴミ予報』が作られるしかなかったのだ。
シミオーリ氏はインタビューの最後をこう締めくくっている。
「こう展開するなら、面白がって何が悪いんです?まぁ、暗に、こう言う状況に対する警報を鳴らしながらね。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Stampa 2011年04月10日 動画 )
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こんなことやってるなら
市民ボランティとかで処理する方向を考えたら…なんて
思ってしまうんですが…
でも多分、役に立ってるぞ!クリックPrego
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強烈な皮肉、ブラック・ユーモア。痛快です!
多分、役に立ってると思いまーす!
panterinoさん、こう言うのを作らせるとと、イタリアって上手いですよねぇ(笑)。
ちゃんと事前調査もしてるみたいだから、本当に実用性もあるんでしょうね。