東北地方太平洋沖地震:イタリアでこんな大地震が起きたら…

11日のイタリア時間の午前中、管理人は日本の地震について全く知らず、暢気に別ブログのおちゃらけ記事などを訳しておりました。
現在は、ツィッターやYou Tubeで被害の大きさ、事の大きさを知り、青くなっております。
イタリアでも各紙サイトのトップニュースとして大々的に報じられ、日本在住のイタリア人らの声も届いております。

東京『東京のイタリア人“沖合の船内にいるようだった”』

イタリア時間の朝7時に日本を襲った巨大地震。
揺れ動く大地はまるで《沖合にいる船の中でにでもいるようだった》と、マウロ・ポリティさんがANSA通信に語っている。
マウロさんは三鷹の国際基督教大学で研究員を務め、1年前より日本に住んでいるのだが、電話で次のように話した。
「ここ東京では、驚くほど揺れが激しく、長いものでした。長い間、日本に住んでいると地震は数も多いし大きく、慣れるんですが、でも今日のはまるで沖合にいる船の中にでも居るようでした。おそらく本震は1分以上続いたんじゃないでしょうか。日本時間で午後2時45分のことです。小さな揺れも断続的にはっきりと感じられます。」
一方、この地震に対し日本国民は全体が一致団結して行動しており、マウロさんは次のように説明している。
「人々は組織的に行動しています。ヘルメットや手荷物を持って家から出て来た人達もたくさん見ました。TVでは被害状況の映像を流し続け、あくまでも地震の大きさから言うのならば、被害が小さいとも言えるのかもしれません。映像はスーパーマーケットの棚から商品が落ちるものや、製油所が火事になっているもの等です。東京の北部地方に津波が押し寄せてきた映像が一番強烈でした。本震からわずか数分で、各TV局から危険な海岸地域に向けて危険警報が放送されていました。
東京における地震被害で顕著なのは、列車や地下鉄がほぼ完全に止まったことです。それはつまり、人々の大半の動きがマヒされされたと言うことです。」

イタリア人特派員による報道−「衝撃的な体験」とイタリア人が言うなら珍しくもないだろうが、常日頃より地震と共存する日本人が哀切を込め口にするならば、日本の東海岸部分ほとんどに被害を与えた今回の地震の脅威が理解できるだろう。
午後2時46分(イタリア時間で午前6時46分、マグニチュード7.9、気象庁によれば8.8)、最初の揺れを感じた瞬間、人々が道路にあふれ出てくるのを見たが、ただの散歩とは様子が違った。少なくとも1分の間(果てしなく感じられたが)余震が続き、それでまた道路や特定のエリアに人々があふれ出てくる。アメリカ大使館の横、ビル街の真ん中だ。パニックに陥る者は皆無だった。それどころか地震の凄さに驚くような笑顔までが飛び出し、軽口が低い声で囁かれた。足元ではアスファルトが空港に良くある『動く歩道』のようになり、道路の信号機が昔々の石投げ機のようにたわんでいるにもかかわらずだ。
アメリカ大使館の前にやって来た警察官が、メガホンで「道をふさがないように」と指示し、災害避難指定エリアへと誘導する。
あちこちでプラスチック製のヘルメットを被る人々の姿が見え始め、緊急避難用グッズを携えている人もいたが、会社や公共の場には義務として常備されているものなのだと言う。

30分ほどで第2震に襲われた。強い揺れで、また多くの人々が道にあふれ出て来た。裸足や、ローヒールの靴をはく女性もたくさん見られる。また、TVレポーターらはヘルメットを被っていた。
1時間ほどすると、人々に不思議なほどの落ち着きが見えてきた。ほとんど通常のそれと言って良いほどだ。やっと身を落ち着ける場所にたどり着いた時、私は周囲の人々に質問をした。
「もしも、こんな地震がイタリアで起きたらどうなるでしょうね?」
トレーディング会社の社員が、落着いた答えを返してくれた。
「そう言う点では、日本にいる方が良いでしょうね。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2011年03月11日)






コメントを寄せているイタリア人らは
東京在住の方々なので、災害時の日本人の冷静な対処に
感服していられる余裕があるのだと思われます。
お亡くなりになられた方々の、ご冥福をお祈りいたします。
また、被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

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4 Responses to 東北地方太平洋沖地震:イタリアでこんな大地震が起きたら…

  1. とらん 2011年3月13日 at 12:40 AM #

    いつかは起こるとゆわれていた日本の大地震ですが想像を絶する事態です。神戸の1000倍のエネルギーだったと新聞に載ってました。あまりに大きい被害なので把握もまったく出来てないようです。chiricoさんのご親族やお友達とは連絡取れましたか?電話メールが不通な地域は自分ツイッターやブログで安否確認されてる人がいるようです。

    • chirico 2011年3月14日 at 5:37 AM #

      あぁ〜、とらんさん、ご無事でしたか。良かったです!

      お陰様で私の家族らも無事でした。
      イタリアの方も連日、トップニュースとして報道されてますが、やはり数年前のイタリア中部地震と比較してしまうせいなのか、日本人の冷静な行動振りに感服する記事が目につきます。

      日本の報道によれば、今後、直接の被災地以外でも節電のための停電が計画的に行なわれるそうですね。
      なにかと不便かと思いますが、頑張ってくださいね。

  2. TAL 2011年3月13日 at 11:25 PM #

    やっとネットが通りました。地震かなり怖かったです。今も余震が続いてます。水も出ません。ガソリンスタンドも閉鎖され、スーパーも閉店してるところが多く、食糧と水を確保するのが毎日の日課になってます。でもわが地域は比較的被害が少ないと思うのでまだいい方だと思います。大変ですが、世界中の人たちが心配・応援してくれていることをニュースで知って励まされました。
    (マグニチュードは9・0だそうです)

    • chirico 2011年3月14日 at 5:43 AM #

      おぉぉぉーーー、TALさ〜〜〜ん!良かった…。
      確かなブログのプロフィールで東北の方だと覚えてたので、真剣に心配してました。
      ネットの映像・ニュースなどで、非常に大変な思いをされてること伝わってきます。寒い中、本当に大変かと思いますが、頑張ってくださいね。
      現地で頑張ってるTALさん達にとっては暢気な話で申し訳ないですが、来週のモトGPカタール戦は今年も実況ツィッターをやる予定でいます。もし可能ならば(気持ち的にも、ネット情況的にも)、ほんの一瞬でも楽しんでいただければ幸いです。
      本当に頑張ってくださいね。

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