改訂版:中国人ってイタリアで何してるわけ?【第三章】

先週、当ブログに掲載しました『中国人ってイタリアで何してるわけ?【第三章】』なんですが…
管理人のミスにより大幅に文章が抜けてしまい、【第二章】と同じく改訂版を再度、掲載します。
読者の皆さま、本当にすみませんね。

2010年01月22日 管理人 La Chirico(ラ・キリコ)

変わりつつあるイタリア在住中国人たち。
やっと第三章まで来ました。読者の皆さま、あと少しです。
第一章第二章がまだの方は、そちらからどうぞ!

プラート 『中国人ってイタリアで何してるわけ?』

飛躍的な品質向上などさせたくない者…もしくは、できない者にとって、お手軽な解決方法は中国へ舞い戻ることなのだ。
イタリア北部を拠点とする中国人起業家らのことである。
手軽に成功し、安定した生活を送ろうと企んでイタリアへ乗り込んで来た者や、近年の不況の片棒を担ぎ、イタリア人企業家らに真っ向対決を挑んでいた中国人企業家たち。
挑まれたイタリア人起業家らは、派遣業が入りこめる隙間をつぶすこととなってしまった。

2004〜2007年の間、中国人による母国への送金額は3億3千5百万ユーロから16億8千7百万ユーロと5倍に増えた。
イタリア内務省の報告書によれば、新たなチャンスを模索し《母国へと帰ってゆく中国人のUターンラッシュの中に、確固たる人材の一部が含まれている》と言う。
温州出身の実業家マルコ氏は長くイタリアに住み、最近、共同経営者と共に上海に完全帰国したばかりだ。スーパーマーケットを開店するか、この地方では唯一の塩田の権利を購入しようと思っていると言う。そのマルコ氏が、次のように言うのだ。
「もう、それほど稼げる状況ではなかったんでね。でも、妻と子供達は中国へは戻りたくないと言うんです。モデナでの生活が気に入ってるんですよ。」

イタリアに留まる中国人と言うのは、個人的な理由によるものがほとんどだ。
イタリア人男性と結婚したから…とか、イタリアで生まれ育った我が子が中国へ帰りたがらないから…等々。
イタリア内務省の報告によれば、2008〜09年にイタリアの学校に在籍した中国人生徒は3万776人、前年度が2万7,558人で、外国人生徒の国籍としてはルーマニア、アルバニア、モロッコ人の次で第4位となっている。
かつて、中国人が職を求めて渡伊する際、子供達は中国に住む祖父母の元へと残し、小学校卒業ぐらいで呼び寄せるパターンが多かったのだが、現在はそれも変わってきている。イタリアの学校で教育を受け、適応させるには早い方が良いと言うことに気がついたからだ。

現在、イタリアに住む23万5千人の中国人のうち80%が40才以下で、21.7%が未成年者だ。
ローマで外国人が多く住む多国籍エリア。そこに建つ、生粋のイタリア人経営によるジェラート屋『Fassi』の店内では、大学で東洋学を専攻するイタリア人の若者達が中国語を話す。
その一方で、近接する『Daniele Manin』学校に通う中国人生徒達がローマ方言で言い合いをし、また、一緒にいる年少の子供達の方は中国語とイタリア語をちゃんぽんで話しながら、生クリームをたっぷりのせたジェラートを手にしているのだ。中国人はあまり甘い物は食べないと言うのだが。

食の好み同様、職の好みの方にも変化が生じている。
「イタリアに移り住み、そこで伸びてゆきたいと思うなら、経営者になるのが唯一の道なのです。」と言うのは、社会学者のダニエレ・コローニャ氏だ。
「同国人コミュニティーが資金援助やツテを紹介してくれるのなら、事はもっとたやすく運ぶでしょう。代償として忠誠を求められ、新人がやって来た時には今度は援助する義務が生じますけどね。」
しかしながら最近の若い世代の場合、同国人コミュニティーとそれほど緊密な社会経済的な関係を持たずとも、独立し豊かになってゆくことができるのだ。中国大使館との緊密な関係さえ重視されなくなってきている。ヨーロッパのそれとは違い、常に海外に在住する中国人らの運命を左右する役目を担ってきたのにだ。

[ 最終章に続く ]

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: La Repubblica 2011年01月03日







そう言えば、私の住んでる町では
ジェラート食べてる中国人って
見たことないですねぇ。

ラストの第四章も気を抜かないよう
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