改訂版:中国人ってイタリアで何してるわけ?【第二章】

読者の皆様、す、す、すみません…。
実は、4回シリーズで掲載しています『中国人ってイタリアで何してるわけ?』なんですが、
管理人のミスにより第二章と第三章の内容が、途中、大幅に抜けておりました。
改訂版と言うことで掲載し直しますんで、できれば、この第二章よりまたお付き合い下さい。本当にすみません(泣)。

2011年01月21日 管理人 La Chirico(ラ・キリコ)

そろそろ中国人もイタリアで稼げなくなってきている!?
イタリアに住む中国人が、今後、減ってゆくなんてことがあるんでしょうか?
とにかく、何かしらの変化が生じつつあるようですぞ。
4回シリーズの第2回目であります!
1回目がまだの方は、こちらをどうぞ!

イタリア 『中国人ってイタリアで何してるわけ?』

2007年4月、イタリア史上初めての民族蜂起(ミラノ市当局が中国人による商取引に対し限度を設けたため)によりイタリア人と中国人の緊張関係は頂点に達したが、ここ数年、それも緩やかなものになってきている。
2009年には、プラート市で63年間続いた左派行政が倒れ、新たな右派市長がそれまでとは真逆の政策を取り始めたのだ。
遺恨を募らせたのは、特に2つの業界だった。

まずは、中国人コミュニティーによる経済的成功から始まったのだ。
経営者としての嗅覚だけでなく脱税から違法労働力までを駆使し、イタリアの脆弱な経済システムを最大限に利用していった。そして、彼らのコミュニティーによる身元引き受け戦術は、経済面から法的な問題まで、あらゆる面で同胞を支援し、イタリア語を身につける必要さえなくしたのだった。
中国人が人数的にも少数派で、経済的にも弱かった時には、イタリア人もこの古い海外居住システムを評価していた。しかし、中国人のステータスが上がり、かたや平均的なイタリア人のそれが下がってきた現在、疑いや偏見、対抗措置が生まれつつある。

ミラノのルイージ・サン氏からプラートのシュー・キュウリン氏まで、多くの中国人実業家らの成功物語が、イタリアの移民らが辿る古典的なステレオタイプの手順に反していることを考えもせずにだ。
ミラノのビコッカ大学で人口統計学を教えるパトリツィア・ファリーナ教授が、次のように述べている。
「Caritasによる統計モデルは中国人相手には使えません。なぜなら彼らは犠牲者ではないし、そう見なされさえしないのだから。ダイレクトにイタリア人と張り合っていますからね。」

しかしながら経済的な成功は、中国人自身にも避けられない変化をもたらしている。つまり、人目に触れる機会が非常に増えると共に地域に根を下ろし、法規に従わなければならなくなってきているのだ。
「10年前、中国人らが使う倉庫内の衛生状況と言ったら絶望的なものでした。ベッドも人数分ない状態でね。職工2人で1つのベッドを使っていたんです。」と話すのはプラート警察の移民課課長リーナ・イェルヴァージ氏である。
「現在、経営者は二階建ての倉庫を探し、労働用と居住用のスペースを分けるようにしています。いまだに非合法な状態ではありますが、少なくとも以前よりはましになりました。」

品質を飛躍的に改善できるメーカーは未だ少ないのだが、多くのメーカーはフランチェスコ・ヂャンのブランド『Koralline』のように常に草分け的な動きを続けている。
『Koralline』と言えばプロント・モーダ(流行をつかんだ企画型の定番商品。短いサイクルで生産し、すぐに市場で販売するメーカー卸機能のこと)の中では珍しいブランドのひとつで、優れた品質と、情報伝達に根ざした宣伝キャンペーンが総売上に良い影響をもたらしているのであろう。
「勝つための解決策は一緒に働くことですね。」
小説家であり、プラート県の経済発展担当の評議員を務めるエドアルド・ネージ氏はこう言う。
「中国から新たに乗り込んで来るライバル製品に勝つには、イタリア在住の中国人らも品質向上を計らなければならないでしょう。したがって値段も上げねばならず、つまり、イタリア人から生地を買えるようになるわけです。」

[ 第三章に続く ]

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: La Repubblica 2011年01月03日







昔々、友人に
「私ってしっかりしてるように見えて、
実は抜けてるのよネ。」と言ったら
「いや、しっかりしてるようにも見えない」
と言われたのが昨日のことのようです…

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