マリア・カラスの真実:愛による死ではなかった…【前編】

イタリアに住んでいる割りには、まだ1回しかオペラに行ったことのない管理人であります(引きこもりですからねぇ…)。
マリア・カラスばりの大スターでもいたら、さすがに重たい腰もあがるやもしれませんが…。
さて、そのマリア・カラス…色々と謎が多いようですが、昨今のテクノロジーを駆使し解明されつつあるようですぞ。
今回は3回シリーズと言うことで、まずは前編から、どうぞ!

ボローニャ 『マリア・カラス、愛ゆえの死ではなかった』

声の衰え、そして、1977年9月16日、パリにある自宅での死。
マリア・カラスの晩年については、あらゆる説が上げられてきたが今日に至るまで何も解明されていない。
仮説の一つである自殺説については、近年になってマリア・カラスの家で働いていた家政婦らがはっきりと否定している。
しかし、現在の科学とテクノロジーが当時の状況にスポットを当て、眉つばものの推論の一掃を可能にしているのだ。
医学および音声医学での見地に立ち返り、当時の診断を再検討し、新たな研究結果として納得しえる結果を示しているのである。

偉大なるソプラノ歌手マリア・カラスは皮膚筋炎に冒されていた。
これは一般的に筋および皮膚に低下が見られ、咽頭にも影響を及ぼす病気なのだが、1960年代初めよりカラスの声には、この病による衰えが見え始めていた。皮膚筋炎の治療にはコルチゾンや免疫抑制剤を投与するもので、このような病状においては心不全を引き起こしえると言う事実がある。
つまり、公式の死亡診断書にカラスの死因が心臓機能停止と記されているのは事実の隠蔽などではなく、皮膚筋炎が引き起した最悪の結果だったのである。

[中編に続く]

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: La Stampa 2010年12月13日

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