スタンコビッチ男泣き、三本指立てる:UEFA欧州選手権2012予選

昨夜、開始からわずか6分後、熱狂サポータにによる暴動で中止となった欧州選手権2012予選のイタリアvsセルビア戦。
フィールド上では選手らのドラマもあったのでした。

ジェノヴァ 『暴動ティフォージに3本指、スタンコビッチ男泣き』


セルビア・ナショナルチームの選手らは自国のティフォージ(熱狂サポーター)らが居る階段席へと近づき、そして、あいまいな態度は取らなかった。


セルビア・ナショナリズムのシンボルとされている『三本指』を向けたのだ。


かつてセルビア民族主義ゲリラ団がよく使っていたジェスチャーであり、ボスニア戦争の際に広く知られるようになったものだ。
もちろん、試合中止によりセルビアチームが3-0で負けとされるかもしれないと言う意味ではない。


セルビアのデヤン・スタンコヴィッチ選手はイタリアのRAI国営放送のインタビューで、
「サポータを落着かせたかったのであって、喝采を送ったわけではない。」と、苛立ちながら話している。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: La Stampa 2010年10月12日

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そして、こちらが騒ぎを起こした熱狂サポーターのボスです。

ジェノヴァ 『ウルトラスのボス、入れ墨で御用』

イヴァン・ボクダノフ(30才)。セルビアチームのウルトラス(熱狂的サポーター集団)のボスであり、昨夜、ジェノヴァにて警察に逮捕された。
現在は警察署内にある拘置室に捕らえられている。


逮捕の決め手はボクダノフ容疑者の腕の入れ墨で、ネットによじ登った際にTVカメラに撮影されていた。右上腕部には『1389』と彫られており、これはセルビア王国とオスマン帝国による会戦があった1389年を思わせる。同会戦でセルビアは敗戦の苦汁をなめたものの、セルビアに超ナショナリスト・スピリットが生まれるきっかけにもなった。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: La Stampa 2010年10月13日


結局は、サポーターの暴動と言うよりは
政治絡みの極右の行動だったようですが
セルビアチームには失格の可能性まで出ているようで。
まったく、もう…

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2 Responses to スタンコビッチ男泣き、三本指立てる:UEFA欧州選手権2012予選

  1. P1 2010年10月15日 at 2:08 AM #

    1389年の刺青とは!!コソヴォの戦いですね。
    典型的なセルビア民族者ですな。
     セルビアのサポーターは、民族主義グループを含め、各政党のサポーターがサッカーに繋がっているようで、ミロセビッチ元大統領退の暴動でもサッカーサポーターが絡んでいたようです。 
     まあイタリアでも政党設立の時に自分のサッカーファンクラブを利用した人もいますケド

  2. chirico 2010年10月15日 at 5:39 PM #

    おっ、P1さん、またまた詳しいコメント有難うございます!

    以前、某イタリア人から「自分達がサッカーに抱いている想いって言うのは、どんなに説明しても、サッカーが盛んじゃない国の人にはわからないと思う…」って言われたことがあるんです。

    確かに、サッカーサポーターを政治的に利用さえできるってあたりが…もう、理解の枠を超えてしまって。

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