サン・シーロで買春ジョギング

ミラノのサン・シーロ地区と言えば、スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ACミランのホームとして使われているサッカー専用スタジアム)があることで有名ですね。
さて、そのサン・シーロの丘にある公園内で、ちょっと特殊なジョギングが流行っているようです。
心身共にリフレッシュできるそうなんですが…。

ミラノ 『サン・シーロの丘で買春付きジョギング』

その名も『ジョギング・ラブ』。
登場人物は、『いつも健康、スマート』に着眼している若者達や、ちょっと太鼓腹を引っ込めようかと言う中年男たち。
サン・シーロの丘、そこの公園内で、ある種の追いかけっこが行なわれているのだ。
1周、2周、3周と、たらたら回りつつ、ビビッときたら姿を消す。茂みに隠れるのだ。だけど、1人でと言うわけではない。待ち受けているのはマリネーラさんにアダリアさん、カタリーナさん、ジョルジアさん等々。つまりは街娼婦たち。
全員ルーマニア人で、非常に若く、この『ジョギング・ラブ』を本当に仕事にしているのだ。利用者達は、おそらく家では「ひとっ走りすると心身共に爽快なんだ。」なんて言ってるのだろう。
一番新人さんのマリネーラさん(22才)はUrseni出身。ティミショアラ市からそう遠くない町だ。
「走ってきて、それから私の所で立ち止まるの。お腹の突き出た人達なんかもね。」
料金の交渉をしたら、薮の中を10mほど分け入ってゆく。メイン歩道から、そう遠くもない茂みの陰だ。
「あたし達ルーマニア人は安いから。30ユーロ(約3,400円)でフルコースだし、満足しないで帰る人なんかいないわよ。それどころか、良い走りっぷりで家族の元へ帰ってゆくわね。」

ぱっちりとした青い瞳に、豊かな胸元のマリネーラさんは、同じルーマニア人女性15名と共に警察に一晩やっかいになった後、職場へと戻ってきたばかりだ。
「警察の手入れよ。中に閉じ込めて、身分証を確認するなんて言って稼がせないようにするのよ。でも、その後は釈放しなくちゃならないのよ。あたし達もEU圏内の国民だからね。」
そう言って、いつもの場所、鉄柵と大きな楡の木の近くに立つ。市行政が枯れないようにと剪定した木だ。公衆トイレからも遠くない。
「トイレの中でするのが好きな人もいるから。その方が安全なんですって。あたしはどっちでも変わらないわね。どこでしたって30ユーロだから。」
そうしてマリネーラさんは身の上話を始めた。イタリアへやって来たのは4年前で、「稼ぐため」だったと。
「誰かに強制されたんじゃなくて、完全に自分の意志で選んだの。友達も同じ事をしてたわよ。もし、どっかの馬鹿が、あたし達のこと利用しようとしたら、お客さんに近くの警察に連れて行ってもらって、訴えてって頼めば良いだけだし。」
そして、わずかではあるが誇らしげな気配を見せながら、こう付け加えた。
「ここじゃ、誰からも何もされないわよ。罰金だって払わないし。だって、督促状をどこに送りつけて来れるのよ。売春して刑務所に入れられる人なんていないわよ。」

しかし、家族は知ってるのか?
「もちろん知らないわ
。私は18歳になるのを待って、それからこう言ったの。“ 母さん、あたし、イタリアへ盗みに行くわ。ルーマニア人はみんな盗みを働くでしょ。” って。そしたら母さんは “神の恵みがありますように。” って。」
ここで、トレーナーに短パン姿のヴァルテルさん(26才)が話しを遮ってきた。
「ジョギングしに来たら、いつも、あたしの所へ来るのよ。少なくとも週に2回はね。彼、好きなのよ。“クールダウンみたいなもんだ。” って言ってるわ。あたしが癒してあげてるの。」
そして、このヴァルテル氏のような男が大勢いるのだ。ジョギングしている5人のうち4人がセックス走者だと言う。
「あの人達が言うにはね、“ 走って、F…” なんだって。」
1回30ユーロで、1日の客は10人。
「普通の人の中には、ホテルヘ行こうって言う人もいるわね。まったく問題ないわよ。車で、ここから10分ぐらい。ワシントン通りにあるホテルに行って、休憩なら20ユーロ(約2,300円)っきり。でも、あたし、ホテルの時は40ユーロ(約4,500円)取ることにしてるの。」
それから、声高らかにこんな計算をしてみせた。
「あたし、1日に300〜400ユーロ(約3,4000〜4,5000円)稼ぐのよ。1ヶ月なら6〜7千ユーロ(約68万〜80万円)ってとこね。経費とか雑費に千ユーロ(約11万4,000円)かかって、家賃が300ユーロ(約3,4000円)。部屋はルーマニア人で同じ仕事の女の子3人とシェアしてるの。残りは両親に送って、生活費と、それから新しい家を建てる工賃にしてもらってるのよ。後、半年ぐらいで完成する予定なの。キレイで、大きくて、広々してて。大きな庭もあるのよ。母さんが “自慢の娘だ”って。でも、泥棒してると思ってるの。売春婦じゃなくってね…。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2010年10月7日


昔々、近所の公園で
ジョギングを日課にしてた時、
散歩中のオジさん達が、やけに愛想良くて…
いやいや、まさかまさか…

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