フェラーリもガチンコ舌戦!?:アロンソvsマッサ

オートバイ世界選手権の方では、同じヤマハチーム内でJ.ロレンソ選手とV.ロッシ選手のガチンコ対決なんぞが話題になっておりますね。
今度はF1の方なんですが、フェラーリチーム内で優勝戦線を爆走中のF.アロンソ選手と、もはや優勝は望めないF.マッサ選手がビミョ〜な舌戦を繰り広げております。

ハンブルグ 『2位でゴール、マッサがフェラーリに不同意』

「自分に対してフェラーリは、ルーベンス・バリチェロ選手にしたような事はしないと確信してます。もし、ああ言うことが起きるようなら、もうフェラーリでは走りません。どんなレースだって、2位になるために参加してるわけじゃないんだ。」
フェラーリ所属のブラジル人ドライバー、フェリッペ・マッサ選手の発言である。
フェラーリとの契約は2012年までなのだが、フェルナンド・アロンソ選手のアシスト役に回るつもりは一切ないと。
かつて、同じブラジル人のルーベンス・バリチェロ選手が、ドイツ人ドライバーのミハエル・シューマッハ選手の世界タイトル5制覇に向けてアシスト役をやったことがある。
マッサ選手は、絶対にそれと同じことはしたくないと思っているのだ。

2011年に向けて、チームへのメッセージ − 2010年のチャンピオンタイトルに向けて、アロンソ選手が破竹の勢いだ。残り4戦の現在、アロンソ選手はオーストラリア人ドライバーのマーク・ウェーバー選手に11ポイントの差をつけている。
そして、優勝戦線からは離脱してしまったマッサ選手。
今回の発言はドイツ誌『Sport Bild』に掲載されたもので、2011年に向けてのチームへのメッセージとも受け取れる。
「来年は勝てると確信している。」と語るマッサ選手。今季の終盤ではチームメイトであるアロンソ選手に決定的なアシストをすることもできるわけだ。
フェラーリ・チーム内のヒエラルキーが、現在のチャンピオンシップを絡めた課題になったのである。
7月25日にドイツで開催されたホッケンハイムGPでは、マッサ選手はアロンソ選手の後を追って、2位でレースを終えている。ゴール前の数ラップで、アロンソ選手がやけに楽々とマッサ選手を抜いたのだ。
この件でフェラーリは、チームオーダー疑惑で10万ドルの罰金が科せられたが、FIA(国際自動車連盟)ではフェラーリおよび両ドライバーに対して、その他の罰則を科すことは考えていない。
マッサ選手は同件については、手短にこうコメントしている。
「これ以上は話さないよ。ただ一つだけ。非常にがっかりしている。これは確かですね。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2010年10月6日

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…とマッサ選手が話していたのが9月25日の話。
それを受けて、今回の鈴鹿GPでの記者会見では、アロンソ選手がこんな風に応じております。

鹿 『アロンソ冷たく“調子が良ければマッサは重要じゃない”』

「モンツァ戦の時みたいに調子良く行ければ、マッサ選手のアシストは根本的に重要なものではないですよね。」
F1チャンピオンシップ終盤に向け、チームメイトであるフェリッペ・マッサ選手のアシストの重要性を問われた際の、フェルナンド・アロンソ選手の発言である。現在、優勝戦線を爆走中のアロンソ選手は記者団に向かって、こう言う。
「シンガポール戦では一番重要じゃなかったし、マッサ選手のアシストだけじゃベルギー戦では足りなかったでしょう。」そして、
「二人とも調子が良いなら、敵チームの選手達のポイントを奪ってやろうじゃありませんか。」とも。

マッサ選手のコメント − その後、フェリッペ・マッサ選手の方からは、今季終盤はアロンソ選手の力になるつもりだが、将来的に第2ドライバーの地位を演じるつもりはないとの発言がなされた。また、各紙が取り上げてい『第2のルーベンス・バリチェロになりたくない』発言については、マッサ本人は次のように話している。
「もし、そんなことが起きたら、フェラーリを辞めるでしょうね。来年は優勝狙って走ることは確実なんで。」
問題となっているマッサ選手のインタビューが掲載されたのは9月25日、シンガポール戦の前である。
そしてシンガポール戦の後には、マッサ選手から「もはや総合優勝は立ち消えた。チームのために働くと。」との発言が出たのだ。そして、「もちろん来年はアロンソ選手と互角に戦いたいと思ってるよ。」とも。
また今回の鈴鹿GP記者会見では、先のインタビュー記事の『第2のルーベンス・バリチェロになりたくない』発言について…つまり、チームメイトであるアロンソ選手の影に隠れ、No.2になると言うことなのだが…マッサ選手自身は、そんなことは言った覚えがないと否定している。
「自分は絶対に言ってないことが載ってましたね。自分はプロフェッショナルだし、勝つことばかり考えている。バリチェロの名前がどこから出てきたのかは知りません。絶対に言っていないことが書かれたんです。とにかく、第2ドライバーになることが書かれてる契約書になんかサインしませんよ。」

フェラーリのモンテゼーモロ会長 − とにかく、フェラーリ会長のルーカ・ディ・モンテゼーモロ氏からマッサ選手へのコメントを待つような事態ではないわけだ。モンテゼーモロ氏はフェラーリの公式サイトで次のように語っている。
「フェリッペ・マッサは常にフェラーリにとって第1ドライバーです。来季はタイヤも変わるし、残り4戦ではマッサ選手に第1ドライバーとしての実力を期待しています。つまり、チームに優勝を導き、優勝戦線においてライバルチームの主要ドライバーに、ポイントを稼がせないようにすると言うことですね。」
また、同氏は優勝を目指すフェルナンド・アロンソ選手についても触れている。
「フェルナンドが非常に集中していて、決意を固く持っていることを感じています。チーム全員がそうであるようにね。重要な時であり、目標に向かって皆が全力を尽くしているのは確かなことです。」

フリー走行結果 − 鈴鹿GPでのフリー走行の結果は、1位はセバスチャン・ヴェッテル選手(レッドブル)で、2位はチームメイトのマーク・ウェーバー選手。それに続くのがロバート・クビカ選手(ルノー)、フェルナンド・アロンソ選手(フェラーリ)、フェリッペ・マッサ選手(フェラーリ)。ルイス・ハミルトン選手(マクラーレン)はフリー走行中の事故により13位に終わっている。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2010年10月7日

や〜、各種モータースポーツも終盤に入り
選手同士の人間関係なども含め
なかなか面白くなってきましたね。

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4 Responses to フェラーリもガチンコ舌戦!?:アロンソvsマッサ

  1. machcat 2010年10月10日 at 1:32 AM #

    マッサがイラついてるのは分かるけど、既にチャンピオンシップで脱落してて、唯一僅かな可能性が残ってたのがアロンソだったわけだから、ある程度サポートにならざるを得ないのは仕方ないかと思う。 本当のプロなら・・(^^;;

  2. TOLOS 2010年10月11日 at 4:33 AM #

    日本人の常識からすると
    この世界の自己主張はついていけません。
    あ、そうそう以前イタリアの空港でフェラーリチームに出会ったことがありました。
    揃いのユニフォームにスーツケース、平均年齢は30歳前後で礼儀正しく、はつらつとした青年たちでした。
    これだけで「フェラーリ応援しようかな」と思ったりするので 普段の行いも大切ですよね。

  3. chirico 2010年10月11日 at 6:36 PM #

    machcatさん、コメントありがとうございます。
    マッサも一応、サポート発言は出してるようですが、やっぱり、周囲から『2番ドライバー』の声が聞こえたりするんでしょうかねぇ…

  4. chirico 2010年10月11日 at 7:02 PM #

    TOLOSさん、けっこうモータースポーツ関連にご縁があるタイプだったんですねぇ。

    レース外での行動/言動って、けっこうポイント高いですよね。
    勝敗もさることながら、私なんかは、どうもそう言うところの方が余計に気になってしまって。

    あっ、あの、こんな所から失礼なんですが、TOLOSさんのブログの『モーロ55日間の戦い』、いつも興味深く拝見してます。
    あの手の記事って大変な割りには、手応えが届くまでに時間がかかるじゃないですか。
    頑張ってくださいね。

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