病院で死人にショバ代

イタリアで大きな社会問題とされるラケット…って、もちろんテニスなんかとは全く関係ないんです。
英語の “ Racket (恐喝、ゆすり、詐欺、横領などの不正な金儲け)” から来てまして、イタリアではおもに『ショバ代』の意味で使われているようですが。
さて、そのラケット…いつでも、どこでも、誰にでも…のようです。

ミラノ 『いまだに病院で故人にショバ代』

「故人へのショバ代取り立てが、今なお行われている」
救済団体『Sos Racket e usura(ゆすり、高利貸しSOS)』が、ミラノの病院2軒での悪習を撮影したビデオ映像を公開した。
同団体のメンバーが危篤患者の親族を装い、看護士らに葬儀についての相談を持ちかけると業者を紹介される。そして業者らは契約にこぎつけるよう、法律や手続きに関し虚偽の情報を提示してくるのだ。

葬儀業者らからの通報 −『Sos Racket e usura(ゆすり、高利貸しSOS)』では、別の葬儀業者らからの通報を受け今回の撮影に至ったのだが、同団体代表フレディアーノ・マンツィ氏は、「皆、同じことを言っていましたね。」と話している。
2008年10月、病院施設8軒に対し突撃捜査が行われ、患者が亡くなった際に葬儀業者に連絡をしていた看護士41名が逮捕されてからも、「何も変わっていない」と言うのだ。
「実際に起きている事を、この目で確認するために病院へ乗り込むことにしたんです。私達は病院10軒ほどを当たりましたが、結局、いつも同じ結果になりました。つまり、故人に対する見かじめ料と言うものは存在するのです。」
そして、今回のビデオ公開に至った。

ビデオ映像 −「叔母の具合が悪いんです。従兄弟達は病室にいるんですが、もう時間の問題だろうと…。」
危篤患者の親族を装って、霊安室担当の看護士にこんな風に話しかける。すると、まだ話の途中で事務室へと連れて行かれ、とある葬儀業者へ連絡するよう勧められるのだ。
ミラノ南部にある周辺都市の病院でのケースでは、勤務時間中の医療助手が白衣を脱ぎ、危篤患者の親族を装った団体メンバーを葬儀会社まで案内した例もあった。
なお全ケースにおいて、料金は通常の最低金額より千〜2千ユーロ(約11万〜22万円)上増しされた金額である。
また、墓掘り人夫らが病院や市行政から請負って来たと偽るケースもあった。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2010年8月9日

わりに最近起きた別の『ラケット事件』では、空いている公共住宅に不法で入居させてやる代わりに、セックス行為を強要されていた女性とかもいました。


ショバ代と言うよりは詐欺・ぼったくりと言う感じもしますが。
葬儀慣れした人なんて、なかなかいないだろうから
すぐには気がつかないものなんでしょうねぇ…
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