くじら、スペイン広場に上陸!

私はイタリア人に日本語のプライベートレッスンをしてるんですが、
以前、生徒の1人が日本を旅行して、「クジラを食べました〜」と嬉しそうに報告してくれました。「とてもオイシカッタ」んだそうです。
地球の資源は人間の思惑だけで利用しない無駄にしない…のが一番だとは思うのですが、最近は何かと情報が多すぎて…もう一体、誰の意見が正しいんでしょうね。

ローマ 『スペイン広場に鯨、環境団体vs捕鯨』

ローマの中心部スペイン広場に、環境保護団体グリーンピースが抗議のため体長15mの巨大鯨を設置した。
同広場の階段は、まるで鯨が打ち上げられたような様子で、横断幕には『鯨は売り物ではない』と書かれている。
今回の抗議行動は同団体により明け方頃に準備されており、本日開催されるモロッコのアガディールでの国際捕鯨委員会(IWC)第62回総会に合わせたもの。

同団体からは次のような声明が出されている。
「24年にわたり禁止され続けてきた商業捕鯨が解禁となる恐れがある現在、捕鯨国が金の力や汚い手段を使って多数決で票を得ようとしている。票の売買によって危機にさらされている鯨に対し、イタリアは口を閉ざし続けているのだ。」

また同団体の海洋キャンペーン部門を担当するジロージャ・モンティ氏は、
「イタリアが捕鯨反対の立場を強く取っていることについては評価しているが、それだけで鯨を救うのに充分とは言えない。必要なのは捕鯨反対国の全てが、票が売買されていると言う事実を国際捕鯨委員会(IWC)に告発し、金を出して捕鯨権を獲得しようとしている少数国の企てを阻止することなのだ。」と訴え、また、先月14日に環境および農業省の両大臣へ同様の訴えを書き送ったことに触れている。

票の売買疑惑については、同団体の活動家である佐藤潤一、鈴木徹の両氏の事件が引き合いに出されている。両氏は、収賄および調査捕鯨における鯨肉の密売を告発すべく活動し、懲役1年を受刑する危機に立たされていたのだ。
同団体によれば、捕鯨委員会の信頼性もまた危ぶまれているとのことで、『Sunday Times』紙による最近の調査が、日本などの国々からの支払額に応じ貧困国の票が頻繁に操作されていることを暴いている。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Repubblica 2010年6月21日

いつも重箱の隅を無駄に突っつき、周囲の失笑を買っている管理人なんですが…
『クジラの島の少女』と言うニュージーランド映画の中で、海岸に打ち上げられた時は『セミクジラ』だったのに、海中シーンでは『北極クジラ』の映像が使われていたような気がするんです…
ご賛同いただける方(いえ、もちろん反対の方も)がいましたら、コメントお持ちしております。

イタリアに住んでいると、今、
『ニュージーランド』と言う国名を口にすると胸が痛みます。
…キウイも当分は食べられないかも。
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4 Responses to くじら、スペイン広場に上陸!

  1. とらん 2010年6月23日 at 12:50 AM #

    ボンジョルノ。私が小学生の頃はまだ普通に鯨も食べれてて商店街で毎年解体ショーしてました(^_^;)いい部位を食べてないのでおいしい思い出はないですが、鯨が増えすぎる(実際そうらしいですが)とまた困るでしょうし適度な捕鯨ならいいと思うんですけどね…

  2. chirico 2010年6月23日 at 5:51 AM #

    とらんさん、ボンジョルノ!

    給食で出てきた『竜田揚げ』ぐらいですかねぇ、美味しかったのは。
    あとは、クジラのベーコンも、くじら汁なんかも、脂臭いばかりで…

    昔々の欧米人なんかの方が、鯨油とコルセット用の骨だけ取ったら、残りは全て無駄に捨てていた…なんて話も読んだことがありますけどねぇ。

  3. quoatra 2010年9月21日 at 10:25 PM #

    初めまして、ボンジョルノ!

    以前、ジェノバでクジラの研究をしてた者です。
    記事を読んでて、(私は決して右翼や左翼などではありません)少し気になったのでコメントさせてください。

    クジラの数は回復しつつありますが、同時に、温暖化や海洋汚染、漁業の乱獲により、これまでになかった原因でクジラやイルカが大量に死んでます。

    ここ、ジェノバの沖でも、温暖化によるクジラへの影響が確認されました。

    私は知り合いに水産庁(以前)に勤めていた知り合いがいるのですが、捕鯨の裏実情を聞かせていただいたことがあります。

    「日本が捕鯨を続ける理由は、単純に言えば天下りの確保と国税の確保」ということでした。

    印象的だったのは、以下のお話です。
    ・ミンククジラは減っている。
    ・クジラ肉に、商品としての食糧価値は無いに等しい。
    ・欧米コンプレックスを抱えがちな日本人には、実にナショナリズムを刷り込みやすい話題。
    ・メディアで放送されている事の99%はバイアスが掛かってる。

    まっ何にせよ、どんな理由を並べようと、(必要もないのに)野生動物に手を出す事に正義はないという事ですね。

    「クジラの島の少女」の件、調べてみました。
    大丈夫です、水中の映像でも「ミナミセミクジラ」になってます!ケロシティ(頭の白いコブ)が、見分けるポイントです。

  4. chirico 2010年9月23日 at 5:56 AM #

    初めましてquoatraさん、ボンジョルノ!!

    色々と詳しい生の情報を、本当にありがとうございました。

    若かりし頃は、お酒の席なんかで外国人から「日本人は鯨を食べるから残酷だねぇ。」と言われると、乏しい知識を総動員して反論したりしてましたが、これからは変なナショナリズムに振り回されないようにしたいもんです。

    「クジラの島の少女」についての戯言にまで、きちんと回答していただいて、ホントに感謝感激です。
    単純に、似たような特徴で、灰色っぽいのがセミクジラで、黒いのが北極クジラと言う認識しかなかったもんですから、海中シーンで黒く見えたのを先走ってしまいました。
    ケロシティですね。
    勉強させていただきました。

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