宝くじ当り、不幸の女神に愛される!?

イタリア、日本共々に不況のせいでしょうか…
どうも、お金絡みの記事ばかりに目がいく管理人であります。
金なし快適生活』の次に、『マフィア弁護士の富豪生活』と来て、
今度は『宝くじ』記事なんですが、幸運話ではなく、その反対…
結局、お金はない方が…お〜っと、口がさけても言っちゃいけない!
でも、ほどほどにネ。

 

 

 

ローマ『金は悪魔に持っていかれた:宝くじを当て、不幸の女神に愛される』

ある日突然、金持ちになり、そして、不幸になる。
宝くじに当たっても、不幸中の不幸に陥ることもあるのだ。
パン屋を営んでいたイギリス人、キース・ゴーフさん(写真、妻と共に)は5年前にジャックポットで900万ポンド(約13億円)を射止め、邸宅にBMWを購入し、庭師と運転手も雇い入れた。
一昨日、キースさんは心筋梗塞のため58年の生涯を終えたのだが、わびしく、孤独な生活だったと言う。妻も友もなく、金は賭博や酒、詐欺や仲間達に持っていかれてしまったのだ。
「宝くじに当たったせいで、俺の人生は滅茶苦茶になってしまった。」と、キースさんは嘆き続けた。

イタリア南部プーリア県フォッジャ市の男性(23才)が昨日、旅行で訪れていたカンポバッソ県テルモリ市にて、5ユーロの宝くじを購入し50万ユーロ(約6,300万円)を射止めた。
この男性のイースター休暇に水をさすわけではないのだが、まぁ、幸運の女神に微笑まれて不幸になった人間の話ならば、イタリアにだって山ほどある。
例えば、故郷を離れ出稼していたサルヴァトーレ・スカンピナートさんは宝くじで40億リラ(約2億5千万円)を当て、悪夢へと落ちていった。
1998年の夏、故郷のシチリア南部ジェーラ市へ大金を携えて戻ったサルヴァトーレさんを出迎えたのは、歓迎の垂れ幕なんぞではなくマフィアのボス達だった。それなりの分け前を寄こせと、執拗に迫ってくる。サルヴァトーレさんの首を縦に振らせようと、舅の家に放火までする始末。
それよりもっとひどいことになってしまったのが、大工のサルヴァトーレ・フェッランテさんだ。サッカーくじで33億リラ(約2億円)を射止めたために、パレルモの車庫の中で銃殺されてしまった。
同じくパレルモで、もう一件。宝くじで大金を手にした看護士が、それまで乗っていたFIAT127を廃車にし、メルセデスで勤務先の病院へと出向いたところ、早速、殴られるわ、脅されわ、襲われるわ、地元マフィアへの献金を要求されるわ…。
「金のせいよ。私の人生、それでメチャクチャよ。」と。

降って湧いた贅沢三昧の日々にのぼせ上がる
イタリア北部マントヴァ県カスティリオーネ・デッレ・スティヴィエーレ市に住む70代男性は、ハンマーを手に妻子に襲いかかった。宝くじが当たったことが妬みそねみを引き寄せると思い込んだのだ。
イタリア南部コゼンツァ県アメンドラーラ市で、年金生活を送っていたロッコ・コッラドさん(74才)などは、幸運をあまり享受できなかったくちである。宝くじで当たった100万ユーロ(約1億2,500万円)を銀行に預けた数日後に心筋梗塞でお亡くなりになってしまったのだ。

1998年にフォッジャ県ペスキチ市で、99名がシステム論的にくじを買った結果、630億リラ(約40億円)を射止めたのだが、やはりハッピーエンドとはいかなかった。
週刊誌『Oggi』に、ある日突然、リッチになったマッテオ・ダプリーレさんの回想記事が掲載されている。
マッテオさんは地元の者達(じゃなかったら、一体、誰だって言うんだ…)に、車は盗まれるわ、火はつけられるわ、バイクはゴミ箱に捨てられるわ。
投資にしくじり、農園は火事に。そして、金はと言えば…
「パッと失くなっちまって、悪魔に持って行かれたのさ。」と、マッテオさんの母親のマリアさんは言う。
マッテオさんは、またオリーブ摘みの仕事に戻ることとなった。
同じくシステム論仲間だったジョヴァンニ・タヴァリョーネさんの災難と言えば、持っていた店も家屋も火災で失ったことか。

イタリア北部レッジョ・エミリア県に住み、失業中のカテリーナ・ジェンティーレさん(45才)については、良く考えてみるようにと言いたい。
1週間前に宝くじで3,400万ユーロ(約43億円)が当たったかと思いきや、実は、国営放送で行われた当選番号の発表に間違いがあったことが判明したのだ。この件に関しカテリーナさんは現在、訴訟を起こしている。
また、幸運の女神は2000年に、トリノに住むサルヴァトーレさん(57才)とマリアさん(43才)の人生をも狂わせた。
工員として働くサルヴァトーレさんに、パートのお手伝いをしていたマリアさんは宝くじで110億リラ(約7億円)なにがしを射止めた。
貧しくとも、互いを大切にし合っていたのに、金を手にするや豹変。結局は裁判沙汰にまでなり、金を争い憎み合う2人。しかし、サルヴァトーレさんの方はそれほど強固でもなく、
「彼女が戻ってきてくれるなら、金は2人で分けてもいいんだ。ものすごい美女とだって付き合えるわけだけど、自分はマリアのことをまだ愛してるんだよ。」と話している。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2010年4月6日付

 

 

 

この記事、おそらく最初に英国のニュースを読んだイタリア記者が、
「この手のネタなら、うちの国だって売るほどあるゾ!」ってノリで資料を集めて、書いたんじゃないかな〜って感じがするんですが。

あぁ〜、Twitterの方まで行きつけなんだ…
明日、起きがけにつぶやきますんで。

 

 

『サルヴァトーレ』って名前は、くじ運が良いんでしょうかね…と、
そこだけが妙に気になってる管理人に、
「改名はできないゾ」と諭しながらクリックPrego…

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4 Responses to 宝くじ当り、不幸の女神に愛される!?

  1. MIS 2010年4月7日 at 9:23 AM #

    キリコさんお帰りなさい☆
    お待ちしておりました。

    しかし宝くじって実は不幸くじなんですかね(笑)
    江戸時代では富くじと呼ばれていましたが・・・桁違いな金額ではなかったので比較的マシだったのでしょうか。
    桁違いな金額だからこそ狂うのでは。

    私だったら1000万くらいでちょうどいいかもしれない(笑)現実的で!

  2. chiharu 2010年4月7日 at 1:06 PM #

    お久しぶりです。
    サルヴァトーレに反応してコメントしています。笑

    実はファーストネームはサルヴァトーレなのにマウリツィオと名乗り
    家族にもそう呼ばせている友人がいるのですが
    どうしてその友人がサルヴァトーレって名乗らないのかっていうと
    あまりにもシチリア的でダサいからなんだそうです。

    そう言われてみれば、サルヴァトーレって
    シチリアでは(少なくとも私の住んでいる東部では)
    ジュゼッペよりもよく耳にする名前ですね。
    私としては、どうしてサルヴァトーレがシチリア的だと
    私の周りのシチリア人達が思っているのか気になりますけど。
    あれですかね、やっぱりマフィアに好まれる名前なのかなぁとか・・・

    またもや本文に全然関係ないコメントで失礼しました。笑

  3. chirico 2010年4月7日 at 5:56 PM #

    おっ、MISさん、こちらの方にも、どうも!

    そう、私も翻訳中、円に換算しながら、
    「あれ!?計算、間違えてるのかな?」と何度も思いました。

    やっぱり、当たった時は世間には隠す…のがポイントなんでしょうかね。
    でも、イタリア南部なんかだと親戚一同に教えなければならなさそうだし、大人数が知ったら、世間に知れるのは時間の問題って感じですかね…。

    ホントに、10億が1人に当たるよりは、1千万円が100人に当たる方が、かえって役に立ちそうですよね。

  4. chirico 2010年4月7日 at 6:14 PM #

    おー、chiharu さん、お久しぶりです。

    やっぱり、『サルヴァトーレ』がシチリア的と言うの…アリですかね。
    実は、『サルヴァトーレ』がらみで一番に思いついたのが、『ニュー・シネマ・パラダイス』でして。
    シチリア舞台で、主人公の名前が『サルヴァトーレ』の愛称『トト』ですもんね。
    私はイタリア中東部に住んでるんですが、
    『サルヴァトーレ』さんに遭遇したことないですから。

    やっぱりシチリアに『サルヴァトーレ』が多いのなら、単純に、その名前のマフィアも多いんでしょうかね。

    ああ、でも、ものすごい有名なCapoで1人いますね…
    んんん、インパクト強いかも。

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