知り合いのイタリア人が言ってたんですが、ヨーロッパの中で、
『お互いにライバル視してる』のは、イタリア人とフランス人だそうで、
でも、それだけ評価もしてるってことなのか、外国食品が嫌いなイタリア人も、フランスの『シャンパン』は昔から輸入しているのだとか。
一方、『お互いを馬鹿にし合ってる』のが、イタリア人とドイツ人だと。
例えば、ドイツ人が
「イタリア人なんて、バイクのヘルメットなんて誰も被ってない。規則守れないんだよな〜あいつら!」と言えば、
イタリア人は
「ドイツ人て、靴下はいてサンダル履くよな〜。だっさ〜。」等々。
しかし、この不景気…今日の記事のドイツ人のことは、イタリア人も馬鹿にできないようですぞ。
トリノ 『お金は不用、13年前から物々交換で快適生活』
13年前、ハイデマリーさんには家があった。
自家用車に心理セラピーの診療所、宝石、本、CD、家具、そして洋服がぎっしり詰まったクローゼットもあったのだ。
それら全てを、あげてしまった。
銀行口座は閉じ、絵画は譲り渡し、貯金は困っている人達にあげたのだ。
現在、身につけている衣服とオレンジ色のポシェットの他には、なにも持っていない。それ以外、欲しいとも思わない。
13年前から、Heidimarie Schwermer (ハイデマリー・シュヴェルマー:写真)さんは一銭も持たずに幸せに暮らしている。物々交換をしたり、何か仕事をしてあげて物をもらったり。
昨日の朝、フランクフルトからトリノのポルタ・スーザに旅立つ前に、ビニール袋に入れていた物全てをチャリティー・センターに置いてきた。
そろそろ暖かくなってきたから、冬物の洋服がいらなくなったのだ。
履いている靴は新品だが、これは友人からのプレゼント。間違って買ってしまったのだそうだ。
ドイツ西部ドルトムント出身で、かつては教鞭をとり、心理セラピストでもあったハイデマリーさんの方針は、ありとあらゆる最良の社会において有効であろう。
人は皆、同等であり、様々な才能を持っていると言う考え方。
例えば、医者が治療してあげる代わりに、何時間か自分の子供を預かってもらう。美容師が髪を切ってあげる代わりに、犬の世話をしてもらう。洋服は交換すれば良いし、食事は招待し合えば良い。
「私達は皆、必要な物を手に入れることができるのです。皆、交換で提供し合える何かを持っているのですから。」
眠る場所は、誰かに空き家にしている別荘を提供してもらい、そのお返しとして庭木の水やりや、飼い猫の餌やりをしてあげる。
洋服は誰かのお古をもらい受け、本は交換で手に入れる。
八百屋の店主がズッキーニやサラダ菜を分けてくれるのは、ハイデマリーさんが食料雑貨店からコーヒーを持って来てくれるのを知ってるからで、食料雑貨店の店主の方は、娘さんの家庭教師をハイデマリーさんにしてもらっている。
1994年にハイデマリーさんは物々交換サークル1号を創設したのだが、ある一つの社会観を極端なかたちで実践しているのだ。
現在は67才、2人の娘も成長した。思い描いていたことは現実のものとなり、ハイデマリーさんは、かつては幸せだったことも豊かだったこともなかったと言う。
グラン・マードレ教会近くの喫茶店で、ハイデマリーさんはコップの水をすすりながら、こう話してくれた。
「私の世界ではね、飲食費と言うものは、もうないんですよ。お金を支払わずに生きてゆけるんです。
喫茶店で何か飲んだら、例えば店内の掃除をしてあげるとか、コーヒー豆の袋運びをするとかでお返ししてるんです。
お金から解放されると言うことは、他人や世界に対する接し方を変えると言うことなんですよ。』
この戦いは、それほど観念的なものではなく、非常に実生活に密着したものだとハイデマリーさんは説明する。
「お金なしで生きてゆくと言うことは、恐怖なしで、自由に幸福に生きてゆくと言うことなんです。」
ハイデマリーさんの社会観には、競争や不安、拘束と言うものがない。
たった1人で始めたことが、今やグループは増え、物々交換の質も上がってきている。
「貧富の差をなくしたくて始めたことなんです。階級差とか、銀行にどれだけ貯金があって、どんな仕事をしているかで決まる価値観なんかをね。
私のやり方が上手くゆくことは分かっていました。勇気を出してお金への執着を捨てれば、一歩前に進むごとに、もう引き返す気がなくなるってこともね。もう何かを手に入れようとして提供するのではなく、ただ提供するだけでいいんです。そうすれば全て返ってくるんですから。」
最初の一歩は『受け取るために与える』ことで、お互いに何かの仕事をし合い、使わなくなった物を手放し、必要な物を手に入れるのだ。
「是が非でも思い切ってやってみてとは言えませんよね。皆が皆できることじゃないし、私みたいに生きるなんて無理って言う人だっているし。
でも誰だって、お金や所有に対する価値観を見直すことはできるし、消費の呪縛から解放されることはできるでしょう。」
昨日から、ハイデマリーさんはトリノに来ている。
文化、社会促進協会『Centro Armonia Valgomio』が主催する対談シリーズに参加するためだ。
また、トリノ出身のパオロ・パッラヴィディーノ氏の映像プロダクションが、ノルウエー人監督Line Halvorsen氏を起用し、ハイデマリーさんの活動をドキュメンタリー映画にしようと制作を進めているのだが、すでに5つのTV局が同フィルムを購入しているのだとか。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Stampa 2010年3月24日付)
このハイデマリーさんの著書が、すでに日本で出版されてましたんで、興味のあるか方は、下のAmazon広告をのぞいてみてくださいな。
あの、相変わらず、コメントが本記事と関係ないんですが、以前、コープのレジに並んでた時、私の後ろで大学生らしき男性(イタリア人)が、お連れさんに呆れながら話してたんですよ。
「ローマのテルミニ駅の喫茶店でさ、ドイツ人がピザ食べてたんだけど、それと一緒になに飲んでたと思う?」って。
イタリア人的には絶対に『ありえない』組合せらしく、えらく白熱してました。
さて、そのドイツ人はピザを食べながら、何を飲んでいたのでしょう?
…と質問しておいてなんですが、最近、ちょっと『たわいもなく』つぶやいたりもしてますんで、良かったらそちらものぞいてみて下さいね。
http://twitter.com/lachirico
それでは『こたえ』はズズズッと下の方へ、どうぞ。
答えは『カプチーノ』
イタリアでは食後に飲んでも笑われるみたいですよ。
それでは、当たった方も、外れた方も
クリックPer favore...
↓
![]()
![]()
イタたわ関連記事:
- 老夫婦20分差で死亡…夫は事故、妻は発作で
- 元プラダ専属モデル、イケメン神父の初ミサ
- 水道の蛇口からワインが出た!!
- マリオ・バロテッリ:芸能界デビューの姉に “これでちょっとは稼げるね”
- トッティの「おしゃぶり」は妻のため
- 夫94才が妻44才を殺害、結婚生活23年の果てに…
- G.クルーニー&E.カナーリス:ルービィ供述は奇怪、首相の家に行ったことなし
- コープ、イスラム用精肉売場を設置
いいなあ~! 私もそこに行って暮らしたいですね。
日本やアメリカは資本主義至上ですからね~。生きづらいったらありゃしない。
セラピー系本でも、お金持ちになれる方法やら美人になってお金持ち男をゲット出来る方法などの本がアホみたいに売れてますよ(^^)
私は一つの抵抗として、お金では得られない幸せを基本にした恋愛小説を書いているつもりですけどね!(笑)
日本にも清貧の思想ってありましたね。
清貧とはちょっと違う感じもしますが成り立っているだけではなく13年間も続いてこれから普通に続いて行きそうなのが凄いですね!
これも欧州の懐の深さなんですかね~?
P.S
tweetありがとうございました。
自分もつぶやいて見る事にしました。
La Chiricoさんのtweetのおかげです。
きっかけをありがとうございました!
おっ、MISさん、ドイツもOKなんですね。
わたしは、このハイデマリーさんの記事を読んだ時、とにかく「気力」「能力」「体力」「実務力」の高い人だよな〜と思ったのが、本音なんですよ。
だから、ちょっと後ろ向きな意見なんですが、「誰にでもできることじゃないよな〜」と。
話は変わりますが、その『生と死』をテーマにした新作も、やはり抵抗の一環として?
おぉー、vague_lievreさん、こちらの方にも、ようこそ!
コメント、ありがとうございます。
上手くいってるのは、やっぱり、ドイツってあたりがミソなんでしょうかね。
これがイタリアだと、こんな合理的で実務的な感じじゃなくて、もっと宗教的な感じになったりとか、世捨て人的になったりしそうですが。
わたしの『つぶやき』が、誰かの『きっかけ』になるって、正直な話、予想もしていませんでした。
以前、日本語を教えていた生徒が、すべての予定を変えて日本人女性と結婚した時ぐらい、びっくりしてます。喜んでます。
をを、連続投稿で申し訳ないです。
ブログを読んで下さったのですね(笑)有り難うございます。
そうですねー、今度の新作も抵抗の一つです。というか、日本の政策、経済崩壊による被害者も取り上げる予定です。社会弱者といいますか。。。スポットすら当てて貰えないような人達をこの目で見てきているので、どうしても伝えたいなぁ、と。。
おっと、ここの記事と関係がないのでここまでで。。。失礼しました~!
おぉー、MISさん、と言うことは、新作は恋愛系ではない…。
なかなか硬派の社会派小説とお見受けしましたが。
MISさんのイメージが、なかなか広がってゆきますね〜。
はじめまして。
上記の本を以前知人から紹介されて興味をもっていました。現実の写真を見てとても親近感がでました。
すばらしい情報、ありがとうございます。
日本でやってみたいなーと画策中です♪
miki様、はじめまして。コメントをありがとうございます。
じ、実践するんですか、金なし生活を、日本で!?
あの、ぜひ、その際は報告コメントなどいただければ嬉しいです。
待ってますね、ホントに!
chirico様、はじめまして。こんにちは。
素晴らしいご記事をありがとうございます。
実は私のブログでも去年12月にこちらのご記事を
転載紹介させていただきました。
ありがとうございます。
http://ameblo.jp/hilooooooooooooo/entry-10725106711.html
そうしましたら、半年ほど経過した
本日:2011.6.1に、ある大学生の方から
「こちらの記事の一部を卒業論文で
紹介させてもらえませんか?」という連絡を
私にいただきました。
なので、「私は転載させていただいただけですので
chiricoさんご本人に聞いてみていただけませんか?」というお返事をさせていただきました。
つきましては、大学生の方から
chiricoさんに連絡があり、問題がないようでしたら
ぜひ承諾していただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、私はお金のからくりを含む
地球支配の手口を暴露する記事を書いています。
ハイデマリーさんの生き方が
そのような生き方が、実はナチュラルな
ものなのですね。
http://ameblo.jp/hilooooooooooooo/entry-10446381302.html
http://ameblo.jp/hilooooooooooooo/entry-10586211430.html
http://ameblo.jp/hilooooooooooooo/entry-10422959749.html
お金というこの詐欺システムは
地球支配の土台となっている方法です。
各国で協力しあい実践し連携していきたいですね