マフィアはギャング映画好き:ンドランゲタ(カラブリアマフィア)

イタリアでは今週始まった途端に、コーザ・ノストラ(シチリアマフィア)の現ボスの実弟を含む19名が一斉検挙。
そして、その翌日にはンドランゲタ(カラブリアマフィア)の凶悪ボスが逮捕…。
政界では、ベルルスコーニ首相が煙たい政治討論番組を封じ込めようと圧力をかけてた疑いで、検察の捜査が始まっているようです。
イタリア社会の表裏両方で、なにかが揺らぎ始めてるんでしょうか…。

 

 

 

クロトーネ 『ンドランゲタのボス、フェースブック使って御用』

『スカーフェイス』と言えば、ブライアン・デ・パルマ監督のギャング映画で、主人公はアル・パチーノ演じるコカインの密売人。
その『スカーフェイス』のファンだったばっかりに…そして、フェースブック愛好家だったばっかりに…。
それらが手がかりとなって、『冷酷非情の殺し屋』ことパスクアーレ・マンフレディ(33才:上写真)が昨夜、イタリア南部クロトーネ県のイーゾラ・ディ・カーポ・リッツート市で逮捕された。

逃亡中の凶悪犯100名中の1人とされていたマンフレディ容疑者は、昨年11月、警察の『パンドラ作戦』なる捜査をかいくぐり、逃亡生活を続けていた。また同容疑者は、イーゾラ・ディ・カーポ・リッツート市で、アレーナ・ファミリーと敵対しているニコシア/マンフレディ・ファミリーの刺客の1人と目されている。

今回の逮捕容疑もマフィア組織活動から、殺人、武器密売、恐喝と多岐にわたっており、特に、2004年10月にカルミーネ・アレーナ(45才、ンドランゲタのアレーナ・ファミリーのボス)の装甲乗用車をバズーカ砲で吹き飛ばした殺人事件、また、2005年クリスマスのパスクアーレ・ティパルディ(50才、ライフルで殺害)殺人事件の首謀者と見られている。
また、マンフレディ容疑者は兵器類の取り扱いに精通するため、パヴィア地区にある兵器学校に通ったとも言われている。

逃亡生活中にはフェースブックを愛用。USBメモリを使ってアクセスし、『スカーフェイス』と言うハンドルネームを使用していた。
映画『スカーフェイス』の主人公が犯罪者らの間で、あこがれの存在となっているのは明らかで、カモッラ(ナポリマフィア)のボスであるヴァルテル・スキアヴォーネがカゼルタ県に自宅を建設する際、同映画の中でアル・パチーノ演じるスカーフェイスが住んでいた豪邸をイメージして作ったと言われている。

警察はマンフレディ容疑者がインターネットを愛用していたことを利用して追跡し、イーゾラ・ディ・カーポ・リッツート市のケネディ通りにある3階建てマンションに潜んでいることを突き止めた。

屋内に同容疑者がいることを確信した警察官らが突入し、マンション外部は50名の警察官により包囲された。
半地下階に住んでいた同容疑者が屋上へと逃げようとしたところ、事前に各階の階段で待機していた警察官らによって2階で取り押さえられた。

マンフレディ容疑者が住んでいたのは小さなキッチン付きの小部屋で、狭い室内にはルームランナー等が置かれ、ウエイトトレーニングに励んでいたことがうかがえた。また、室内にあったコンピューター2台が押収されている。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Stampa 2010年3月16日付

 

 

 

このマンフレディ容疑者、バズーカ砲で装甲乗用車を吹き飛ばした後、
仕上げはカラシニコフでしてるんだそうで…。
あっ、それから別のマフィアが、
「スカーフェイスの豪邸をまねて自宅を作った」って話は、あのロベルト・サヴィアーノの『死都ゴモラ』に書かれているらしいですね。
読んでないけど。

 

 

マフィアの中でも、ロバート・デニーロ派と、
アル・パチーノ派に別れるんだろうか…
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