中国式購買法、イタリアに上陸!!

イタリアの新聞で『Cina(チーナ:中国)』の文字を見かけると、ついうっかり条件反射で「また悪いニュースかな?」って思ってしまうんですが、
良いニュースが出たんですよ!
中国で生まれた新システムを、ぜひイタリアに導入しようって話なんです。

 

 

 

ミラノ 『20ユーロでオイスターパーティー?“ Tuangon”でもうすぐ実現』

買い物をしに店に入る。
レジへ品物を持って行き、よくある文句を並べ立て、ちょっとはまけてくれないかと頼んでみよう。何ユーロかでもまけてもらえたら御の字だ。
それでは仮に、同じ店に100人で行って全員が同じ品物を選び、一体いくら値引きしてもらえるのか聞いてみようじゃないか。
半額なんてことになろうものなら、即刻買い。
たいして値引きされないようなら、100人のグループは離散し、各々の道をたどることとなる。

中国より到来 − 別に新技などではない。昔から中国で『tuangou』と言う名で行われている、いわゆる『グループ購買』と言うやつだ。
今に至るまで西洋では目も向けらなかったが、小売り業での規模の経済原理(生産規模が拡大する度に、製品単位当りのコストが減少すること)に変化をもたらす画期的なシステムであり、全員が得をすると言うメカニズムなのだ。
つまり、消費者にとっては大幅な値下げと言う不朽の目的が実現されるわけで、販売者にとっては思いがけない大量取引きで宣伝費いらずの利益が得られるのだ。
なぜ、このシステムが、まずはアメリカへ、そしてヨーロッパに渡り、今やイタリアへ上陸しようとしているのかと言えば、二つの決定的な要素がある。
ひとつは現在のこの不況によって、消費スタイルや生活様式が変化していると言うこと。
もうひとつは、インターネットによって集団を動かすと言うテクノロジー改革が、新たな電子ビジネス(中国の民間で一大現象となっている)に結びついたと言うこと。
リッカルド・アルビーニと言えば、多方面で活躍するジャーナリストであり、ミラノを拠点とする実業家、そして今や『Fantacalcio(サッカーの人気バーチャルゲーム)』の発案者で、イタリアで一大ブームとなった『スドク』をも仕切っているのだが、今度は、このグループ購入に注目し、イタリア導入の立役者になろうとしている。

販売内容の提示 − アルビーニ氏は次のように話している。
「ネットサーフィンをしている最中に、ひょんなことから生まれたアイデアなんです。アメリカに『GroupOn』って言う購買グループのサイトがあるんですが、たった1年間で2百万人が登録し、あっという間に一大消費現象を巻き起こしたって言うのを知って、ぜひとも似たようなシステムをイタリアで実現させようって思ったんですよ。『Tuangon』って名前にしてね。」
まずは3月初めにアドレス(www.tuangon.it)を取得するところから始め、それから、それぞれの地域の商用サービス分野で商品や値引き価格を提示してもらい、それに対し24時間以内に最低限の合意販売数に達するようにしてゆく。
『TuangOn』の目的は、直接、個人経営者に対して、通常価格からできる限り50%引きになるよう売買交渉すると言うものだ。一応、手始めの段階としては、ほぼ集中的にレジャー産業を対象とし、レストランやパブ、エステ、スポーツジム、各種レッスン・スクール、映画、演劇、コンサート、スポーツイベント等が含まれることとなる。
値引き交渉が思い通りに進めば、実際の購買へとなり、まずは最低限度の販売数に達するまで待ち、それから予約クーポンを電子メールで受け取るのだ。

ソーシャルネットワーク − 口コミと、ソーシャルネットワーク独特の参加形式を結びつけるため、このメカニズムは巧妙に研究されている。
例えば、20ユーロ(約2,400円)でオイスター&シャンパンパーティーに参加できると言うオファーがあり、販売締め切りの2時間前、最低人数まで後3名足りなかったとする。すると何が何でも大至急、フェースブックで友達3名がかき集められ、目標販売数に達すると言うわけなのだ。
そして仮に、目標販売数に達しなかった場合は、すでに入れられていた予約は取り消され、クレジットカードから引き落とされることもない。
この『TuangOn』サービス、取りあえずはミラノから開始し、その後、ローマ、ボローニャ、フィレンツェ、ジェノヴァ、ナポリ、トリノと拡張してゆく予定。
また、「おらが町」の知られざる全てを紹介するガイド的な役割も提供してゆくこととなっている。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2010年2月28日付

 

 

 

あの、もう本当にどうでも良い話なんですけど、この購買システム、中国での名前は、
『Tuangou』なんですよ。
それで、イタリアに導入する際には、
『Tuangon』と言う名前を使うわけでして。
てっきり最初、誤植だと思ってわざわざ書き換えてたんですよ。
また、人のせいにしてしまうところでした。

 

 

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