もしイタリア政界に流行語大賞なるものがあったら、昨年に引き続き今年も、
『Complotto(コンプロット:陰謀)』
かな〜と、管理人たった1人で思っている今日この頃です。
…と言うわけで(どんな訳だ)、ベルルスコーニ首相と一夜を共にした高級売春婦パトリツィア・ダッダリオ嬢の銀行口座には、大金がうなっているようですよ。
ミラノ 『ダッダリオさんの口座に100万ユーロ』
《ここ何ヶ月かの間に集まってきただけでも、100万ユーロ(約1億2千万円)に手が届く蓄えになっている。》
これは、パトリツィア・ダッダリオさん関連の当座預金の話である。
社会・政治関連を扱っている伊週刊誌『Panorama』によれば、イタリア南部のバーリ検察が捜査を開始し、以上の事実が明らかにされたとのこと。
本日発売の同紙最新号が、次のように報じている。
《ここ何ヶ月かの間、パトリツィア・ダッダリオさんが、ベルルスコーニ首相に対し公然たる敵役を演じていた報奨金として受け取ったものと、検察は見ている。》
また同誌によれば、検察は現在、これらの金の出所を調査中とのこと。
同紙は先週号でも同件について扱っており、ダッダリオさんがローマの首相私邸で一夜を過ごした事実が、ベルルスコーニ首相にとっての政治スキャンダルとなったことから、首相への《陰謀》が行われたものと報じている。
なおバーリ検察では以前、同件を陰謀と仮定しての捜査は行っていないとしていた。
同誌の最新号ではダッダリオさんへの捜査がどのように開始されたかを推論しており、ダッダリオさんは共同謀議に加わったものとされ、また、広範囲に渡る捜査を要する犯罪への嫌疑もかけられているとのこと。
同誌によれば、ダッダリオさん絡みの同政治事件に関する捜査は近日中に第一段階を終えるものとしており、また今回は『操り人形』だけではなく『人形つかい』の方へも捜査の手が及んでいると報じた。
(2010年2月5日 Corriere della Sera)
昨年末ごろ、イタリアのTV番組に初めてパトリツィア・ダッダリオ嬢が出演した時、共演者ジャーナリストほとんどが、
「貴女が売春婦だと言うことを、ベルルスコーニ首相は知っていたのか?」と言う質問をくり返し、それに対しては、
「あの場に居合わせた女性全員は売春婦で、誰もがその事実を知っていたのだから、首相だって知らない訳はない!」と、まったく臆せずくり返していたのですよ。
それが最後に、
「それで、貴女は現在、どのよにして収入を得ているのですか?」と質問された途端、急に狼狽して話をそらしてしまったのが妙に印象的だったんです。
そんなの、貯金で食べてるとか何とか、なんとでも言えると思うんですがね…。
とりあえず、『Complotto』と言う単語だけはしっかり覚えたぞ!
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2 responses so far ↓
1 TOLOS // 2月 6, 2010 at 8:02 AM
狼狽するって
まだ、純な心を持ってるってことですかね
2 chirico // 2月 6, 2010 at 8:43 PM
おっ、TOLOSさん、こんにちは。
どうなんですかね〜
「金」について質問されないわけがないだろうに、やけに「うろたえていた」んですよ。
ちなみに今日、日本各紙の方で報道されてたんですが、この『Panorama』誌って、ベルルスコーニ首相傘下の出版社から出てるらしいんですよ。
もう、何が起きても『陰謀』で『策略』で『演出』なんじゃないかって思えてきちゃいますねぇ。
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