高級男娼、顧客は妻帯者がほとんど【前編】

イタリアの美人大臣こと、マーラ・カルファーニャ機会均等担当大臣が最近、『ホモフォビック(同性愛者に対する偏見)』対策のキャンペーンCMを作ったとかの記事を見かけ、とある記事のことを思い出して訳してみました。
3週間ほど前の記事なんですが、まぁ、速報性はそれほど重要じゃないだろうと…。

 

 

ミラノ 『高級男娼が語る、上客は貴女方のご主人です』

「白いプードルを飼っているんで、パドヴァの町中を散歩して歩くんですよ。
傍目から見て僕がゲイだってことは分かるでしょうけど、トラブルに遭ったことは一度もないですね。ただ、公園内であからさまにベタベタするのは避けるようにしてますけど。普通のカップルがしていても感じ悪くって。どうして人ごみでキスなんかするんでしょうね。
もっと厄介なのは、僕たちのテリトリーや、ゲイに対してフレンドリーな場所でさえ暴力沙汰になることがあるって事実で。まぁ、取り越し苦労をするのも見当違いなんですけど。
正直なところでは、ホモフォビック(同性愛者に対する偏見)の気配は感じません。」
イタリア北東部パドヴァ市で最近、むつみ合っていたレズビアンカップルが襲撃された事件について、同市在住のトーマスさんがコメントしてくれた。
トーマスさんはホモセクシャルであり、体を売って生きている。

ここ数ヶ月、よく話題にされる別のテーマへの生証言でもある − 肉体は仕事のための、社会的な成功のための道具になった。美しさ、体の細さ、若さは、市場でもてはやされるための特性だ。
トーマスさんと、その交際相手だったワグナーさん両名は、上流層(と言われている)相手の高級男娼であり、顧客のほとんどは一見したところ妻なり彼女なりがいる異性愛者だ。
ワグナーさんはブラジル出身の26歳、トーマスさんはパドヴァ出身で30歳。
2人はパドヴァの町で出会い、つい最近まで交際していた。現在、恋愛感情は冷めたものの、同じマンション内の上下階にそれぞれ住んでいて、トーマスさんは、「僕たちの結びつきはすごく強いんです。」と言う。
ワグナーさんに売春する理由をたずねると、気軽にこう答えてくれた。
「いわゆる『普通の仕事』をする時だって体は使いますよね。いつの時代だって働くには体を使ってきたんだ。サンドイッチを作るにしたって、床を磨くにしたって、壁を築くにしたって、体を働かせている。
僕は独立した労働者だから。つまり、自分の体を使って自分がやりたいことをしているって言う意味でね。僕は時間や、あらゆる組織の階層からも自由でいるために、この仕事を選んだんです。」

悲壮感もなく、見返りも必要とせず、決着をつけなければならない問題もないのだ、ワグナーさんにとっては。
行動の自由を取り戻すと言う考え。
ショッキングではあるが、新世代における高級売春婦(売春夫然り)の間では目新しいことではなく、昔ながらの説明での一般論を説かれると、簡単に考えを改めるのだ。
つまり、性を売り物にするのはやけになった者だけであり、多くの場合は強制され、奴隷状態へとおとしめられ、時には堕落の道を辿り、そして最後に、もしも善が打ち勝つならば、そこから解き放たれるのだ…と。
金銭への誘惑、つまり短時間で大金を稼げると言う事実が大きな引き金になると、トーマスさんは話す。
「以前は塗装の仕事をしていたんですけど、1ヶ月の収入はだいたい1,200ユーロ(約16万円)程度でした。朝7時から夜8時まで、土曜日もいつも働いてね。
2年前に、ある店でけっこう名の知れた裕福な男性と知り合ったんです。その人の家に5回行って、当時の給料の3ヶ月分を稼ぎましたよ。」
そして、ワーグナーさんもこう言う。
「男で1ヶ月に6千ユーロ(約80万円)は稼げますよ。マンションの部屋を使って、1人につき30分でね。若い女性だったら一晩で千ユーロ(約13万円)はいけますね。
どの程度の収入にするかは自分次第ですよ。時間を費やせば、それだけ稼げるわけで。客を取りたくないとか、今日は寝ていたいって日は、携帯を消しておけばいいだけですから。」
(後編に続く)
(2009年10月20日 Corriere della Sera)

 

 

すみません。
ちょっと長いうえに、バタバタしてたもんで…力尽きました。
残りは、また明日。

 

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