遂に政権交代?首相の免責法が違憲に…

ついに『Change』の時が、イタリアにも訪れそうな気配です。
セックス・スキャンダルが出ようが、妻に三行半を叩きつけられようが、支持率50%前後を保っていたベルルスコーニ首相でありますが、いよいよ政権交代?
とりあえずは裁判三昧の日々が始まるわけでして、仕事してる暇なんてあるのかなぁ〜?

 

 

ローマ 『開廷中の裁判は2件、首相が通常の被告に逆戻り』

昨年夏、アンジェリーノ・アルファーノ法務大臣により起案、制定されたアルファーノ法(大統領、首相、上下院議長の4名は在任期間中は刑事訴追されない)が、憲法裁判所により違憲と判断された。
これによりベルルスコーニ伊首相は通常の被告として、各種事案で訴追されることとなる。
おもな事案としては、ミルズ弁護士事件(英国人弁護士を買収し裁判で偽証させた)、メディアセット社のテレビ放映権(放映権の売買に関する企業犯罪)、メディアトレード事件(ベルルスコーニ首相とハリウッド・プロデューサー間の裏金疑惑:いまだ初期捜査段階。おそらく訴追に向けて行われていた同捜査は打ち切られようとしている)など。

ベルルスコーニ首相の専任弁護士団が最も恐れていたのは、この憲法第138条(憲法の改正)への違憲と判断されることであった。
それは、まさに免責法そのものと見なされている同法を完全に違憲とするものであり、同件は通常の法律ではなく憲法でもって取扱うべきだったと見なされるからだ。

また憲法裁判所は憲法第3条(法の前の平等)にも触れ、同件は容易に改正がなされない基本憲章の一部にも反するものであるとした。

これでベルルスコーニ首相は、通常通り、裁判にかけられることとなる。
アルファーノ法の違憲性をくつがえすには、もし国民投票を避けたいのであれば、政府は憲法法案を提出せねばならず、それには上下院議会および特定過半数による二重の可決を要することとなる。
つまり、国会を総動員しての1年がかりの大仕事となるわけで、おそらくミラノの裁判官らが判決を下す方が早いかもしれない。
(2009年10月7日 La Repubblica)

 

 

これからベルルスコーニ首相が被告として出廷しなければならない主な裁判として、当記事内では3件出ていましたが、別紙によればもう一つ『上院議員買収事件』と言うのもあるみたいです。
こちらは、プロディ前政権を倒閣するため上院議員らを買収していた事件なんだそうですが。

 

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