ワニで脅してショバ代払え:カモッラ(ナポリマフィア)

先日、サッカーに興じていた少年がマフィアの流れ弾で命を落とすと言う、映画の1シーンのような悲劇をご紹介しましたが、今日のも、これはこれで、映画の1シーンと言えなくもないような。
かなり、ふざけた映画になりそうですが…。

 

 

ナポリ 『みかじめ料徴収のためのワニ』

警察の家宅捜査に対しては素直に従ったのだが、ワニ(写真左)を押収したことを告げると激しく抵抗してみせた。
アントニオ・クリストファーロ(35才)。警察からは、カゼルトーナの町で急に頭角を現してきたカモッラのボスと見なされている。
ワニを押収したと告げた時、クリストファーロ容疑者は驚くばかりであった。
体長1.7m、体重40kgのワニをテラスで飼い、時々は室内にも入れていたことを、
「まったく普通のこと。」と言うのである。

クリストファーロ容疑者は警察で、ワニは人から贈られたものだと話し、2年程前から所有、付近の住人の証言によれば、仕事の際に相手を恐がらせるために使っていたと言う。
つまり、みかじめ料の支払いをしぶる店主らを自宅へと連れて行き、ワニを目の前にさせて脅すと速攻で効き目があったと言うのだ。
クリストファーロの伯父もカモッラのボスで、1年半前にカゼルタのチェーザで殺害されている。
また、捜査官によればクリストファーロ自身はしばらく前からなわばりでの権力を得るために、他のファミリーとの結束を利用せず自身のグループだけで行動すると言った単独手法を用いていた。例えば、恐喝をする界隈の選択などで、カゼルタの下町にある仮面劇場の経営者ら多数が被害を被っていた。
なお、警察関係者の間では銃器類の不法所持によりその名が知られていた。

クリストファーロ容疑者は特定のマフィア・ファミリーのなわばりとなっている界隈や危険区域などでも単独で行動し、外出の祭には常に防弾チョッキを着用していた。
9月18日の警察による同家宅捜査に対しても、当初は敵対組織からの襲撃と思い込み、警察であることを証明させるため制服などを見せるよう要求していた。
室内は監視カメラがある以外、銃刀類などはなかった。
クリストファーロ容疑者が最も抵抗を示したのはワニが押収されたことを告げられた際で、ワニの飼育のためには水溜やエサ用の生きたネズミやウサギなどが用意されていた。
現在、ワニはローマ近くの森林監視隊のもとに預けられ、クリストファーロ容疑者は野生動物の違法所持で告訴されている。(2009年9月23日 La Stampa)

 

 

ちなみに、記事内のワニはクロコダイルです。
『アリゲーター』と『アリガトウ』をかけたダジャレは言えませんのでご注意ください…って、言わないか、誰も。

 

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