ぼったクリーニング!?合計8万2千円也!!

日本人カップルがローマのレストランで食事をしたら、10万円近く請求された『ぼったくり事件』は記憶に新しいですが…。
現在は、イタリアの観光大臣が「政府の費用でご招待しますから、ぜひローマを再訪してください。」と、被害にあった日本人に名乗り出てくれるよう呼びかけているらしいですね。
さて、今度はミラノのクリーニング店でも外国人相手にぼったくりかと思いきや、お店側は堂々と正当性を主張しているようですよ。

 

 

ミラノ 『クリーニング代614ユーロ、店主は “これが当店の値段”』

「これが当店の値段なんです。変なところなんてありませんよ。」と、アルベルティ・クリーニング店の経営者であるジョルジョ・サンペッレグリニさんが反論する。
ミラノのカステッロ広場2番地に店をかまえる老舗の同店が、シャツ10枚、ジーンズ2本、Tシャツ7枚のクリーニング代金として614ユーロ(約8万2千円)を請求(写真上が請求書)していたのだ。
「開業60年、お客さんから苦情を言われたことなんてありません。ミラノの他に、コモやヴァレーゼの町でも営業してますけどね。」
先週16日に当紙が紹介した614ユーロのクリーニング代金請求について、話しを聞かせてくれたのはマイアミ在住の実業家男性で、ミラノへは友人宅に滞在するために訪れていた。
男性は請求書を見た時、クリーニング済みの衣服を引取らないことにしたと言う。「新たに買った方がましだから」と。
互いに裁判に持ち込むかまえであり、男性側は民事訴訟を検討しているらしく、クリーニング店経営者の方は、
「刑事裁判も考えている。然るべき所ではっきりさせようじゃないか。」と反論している。

10倍以上のクリーニング代金 − 1945年よりクリーニング業を家業としてきたサンペッレグリニさんは、ミラノの同業者の10倍以上の値段を付けていることを難なく認めた。
「当店のお得意さん達は、うち独自の仕上がりに満足して支払ってくれてますよ。料金に文句つけられたのなんて初めてですね。うちではアイロンがけも手作業で、工場用の機械なんて使ってません。一枚一枚をね、手洗いのものは手洗いして、引き取りも受け渡しも配達でね。保管サービスもしてるし、修繕や裾上げサービスにはプロが丁寧な手作業をしている。お得意さん達はそのことを知っているし、それが良くて通ってきてくれるんです。」
そのお得意さんだが、サンペッレグリニさんによれば、
「ファッション業界や実業界、ミラノの政界の著名人もいるし、当店のサービスと経験に信頼を寄せてくれている」とのこと。
なお、料金表には男性用スーツ74ユーロ(約1万円)、ジャケット37ユーロ(約5千円)、ズボン37ユーロ(約5千円)、上着(織り地)92ユーロ(約1万2千円)と記されている。

サンタンケー氏:仕上がりは良いけど高い −「アルベルティ・クリーニング店(写真右)?良い仕事をするし、サービスも素晴らしいけど、1、2回しか使ったことないわ。私には高過ぎますから。」とコメントするのは女性政治家のダニエラ・サンタンケー氏(写真左下)。
614ユーロのクリーニング代金に関しては「常識的とは言えない」が、「あくまでも個人的な」意見であるとしながら、
「イタリアで一番のクリーニング店であることは確かですね。ミラノでは有名だし、ぼったくりなんかじゃないですよ。こう言うサービスにお金をかけたいって人達はいますしね。私は違いますよ。家計をきちんとまかなう節度ある主婦ですから。私がこの店にクリーニングを頼んだ時は請求にケチはつけなかったけど、2回だけで、もう辞めましたね。」と話している。つまりは、
「完璧なプロフェッショナルの仕事だが、料金は常識的に見て正当とは思えない。」とのこと。

ミラノ市内での標準価格 − 実際のところ、シャツ10枚とTシャツ7枚、ジーンズ2本をミラノ市内の別のクリーニング店に頼んだ場合、料金はアルベルティ・クリーニング店の約10分の1となる。
今年、創業50周年を迎えたMorazzone通りのティーナ・クリーニング店では、先の枚数の衣服だったら全部で71ユーロ40セント(約9千5百円:内訳はシャツ1枚4ユーロ、Tシャツ1枚3ユーロ、ジーンズ1本5ユーロ強)。
Prina通りのマエストレッリ・クリーニング店の場合だと、同数で計59ユーロ(約8千円)。
Como大通りの近くにあるスピードクリーニング店では、もう少々高くて計67ユーロ(約9千円)だった。
クリーニング業界の関係者によれば、「ミラノでは大体100ユーロ(約1万3千円)以下ってところですね。」と。
スピードクリーニング店の経営者は、
「確かに当店では配達サービスはしてませんが、この値段でちゃんと営業できていますよ。」と話している。(2009年7月23日 Corriere della Sera)

 

 

わたしも昔、銀座の喫茶店でコーヒーを飲んだら一杯2,500円だった…なんてことがありましたが。
まぁ、都会だと色々な店があるから、気をつけた方が良いって話ですね。
外国人は特に。

 

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