首相邸ハーレムの実態 − ベルルスコーニ買春疑惑 −

ベルルスコーニ伊首相の買春パーティー疑惑については連日の報道合戦で、もうこっちの方が追いつかない状態です。
特に目立った進展はないので、一応、パーティーの詳しい様子なんぞを、どうぞ。
ちなみに、主な登場人物は下記の通りです。

パトリツィア・ダッダリオ(42才):首相と性的関係を持ったとされる。ローマの首相邸でのパーティーを録音。新聞に暴露インタビューを出した。

バルバラ・モンテレアーレ(23才):首相邸パーティーに出席したことがある。パトリツィア・ダッダリオの元友人。ベルルスコーニ首相擁護派。

ジャンパオロ・タランティーニ:ベルルスコーニ首相に女性を斡旋していたとされる青年実業家。

 

 

バーリ 『首相は私のことを全て知っているから忘れたとは言えないんです』

パトリツィア・ダッダリオさん(写真左)がバッグに手を差し入れた。今やイタリアで最も有名になった録音レコーダーを取り出し、こわばった表情で、「そちらが録るんでしたら、こちらもね…。」と微笑む。
「私はいつも録りますよ。以前、この機械のおかげで、私のことを利用した男を有罪にできましたから。私は報復をしているわけじゃありません。真実を話しているだけです。証拠は役に立つって信じてもらうためにね。」
パトリツィアさんは「検察の取調べに関する詳しい話はできない」と言う条件で、当紙の質問に答えてくれた。

− ベルルスコーニ首相は「どの女性のことだい?名前や顔に覚えがないんだが。」と言ってますが。
「仮にふざけて答えるなら、ローマの首相邸にも、新聞で読んだところによればサルデーニャの別荘にも、私に似た女性が周囲にどっさりいたから思い出せないのでしょ…って言いますけど。私の方は、あの方の顔をよ〜く覚えてますけど。あんまり近くで見たものだから、細かいところまで忘れようがないわ。ふざける気はないですね。私のことを抹殺しようとしてるんですよ。」

− エスコート・ガール(夜のお相手)であることを、ご自分でおっしゃいましたね。
「身を潜めて、首相から1万ユーロ(約130万円)入りの封筒を受け取って、ずっとそんな風に生きてゆくこともできたんです。だけど、だまされたって気づいた時に戦おうって思ったんですよ。自分がどんな仕事をしているか、言える度胸があるのは私だけですよ。他の女の人達は黙ってパピーの所に通って、封筒を受け取って、そして自分に敬意を払えって言うんです。」

− それでは最初から話してください。あなたをジャンパオロ・タランティーノ氏に紹介したのは、共通の友人である“マックスさん”とやらですが、それはマッシミリアーノ・ヴェルドーシャさんのことですか?
「知りません。マックスと言う名前しか分かりません。」

− ローマの首相邸で2回会われたわけですが、総額でいくら受け取りましたか?
「千ユーロ(約13万円)です。ローマの首相邸でのディナーに初めて出席した時にもらっただけです。二度目に、そこに泊まった時は何ももらっていません。住宅建設のために手を貸してもらえることにはなっていましたが。その住宅に関しては建設可能と言うことで、建設許可の手数料をもう4回も支払っているんです。」

− ローマの首相邸へ初めて行かれた時のことを話してください。2008年10月中旬でしたね。
「ベルルスコーニ首相と違って、私は一つ一つちゃんと覚えていますよ。私が到着したのは午後10時頃でした。エレベーターに乗って、長い廊下を渡ると広間があって、もう女性がたくさん来ていました。私の後から来た女性もいましたね。全部で20人ぐらいでしょうか。」

− 知ってる人はいましたか?
「テレビで見たことがある人達はいましたが。実は、もっと別のことに驚いてたものですから。」

− 何にですか?
「私達は事前に黒いミニワンピースを着るように言われていたんですよ。私はヴェルサーチのを着ました。それから化粧は薄めにするようにとも。だけど、ある女性ニ人だけ長いパンツをはいていて、いつも二人でくっついているんですよ。皆が言うには、その二人はレズのエスコート・ガールで、いつもペアで働いているのだと。」

− 女性の中には未成年者もいましたか?
「年を聞こうなんて考えませんでした。」

− それでは外国人女性はいましたか?
「全員イタリア人に見えましたが。私と違って、みんな邸宅の中で寛いでいて、首相とも親しげでした。みんな、首相のことをパピーって呼んでね。」

− あなたもパピーと呼んだのですか?
「私はシルヴィオと呼んでいました。さりげなく「なんて綺麗なんだ」って言われましたよ。黒いシャツを着ていて、椅子に座られた時に気づいたんですが、かかとの高い靴を履いていました。広間のソファーで、私に隣に座るよう言われて。そこで、すごく長いビデオを見せられたんです。各国の首脳と会っているシーンとか政治集会とかの映像で、群衆が “それでもベルルスコーニがいてくれる” って歌っているシーンでは、女性達がみんな歓声を上げていました。」

− あなたは?
「白いプードルがずっと私や首相の足をなめっていたので、そちらに気をとられていて…。首相はその犬を『フルフルー』って呼んでいました。ブッシュ元大統領の奥様からのプレゼントだって言ってましたが。」

− そのビデオ上映はどのぐらい続いたのですか?
「長かったです。首相はシャンパンとピザを持って来させるのに中座していました。その後、やっと食堂へと移動したんです。長い食卓が一つあって、蝶々の飾り付けがたくさんしてありました。チュールや薄紙なんかで作った蝶々です。色々な色の蝶々が、テーブルの中央からキャンドルにまであちこちに。吐き気がするほどたくさんありましたよ。ディナーは明け方まで続きました。凝ったものではなかったですよ。ブレザーオラ(牛ハム)と酢漬け、茸のタリャテッレ(平打ち卵めん)、カツレツのポテト添えにヨーグルトケーキ。このケーキが美味しくて、私は3つも食べてしまいました。ふわふわで、お祖母ちゃんが作ってくれるみたいな感じのでね。」

− その手のディナーが明け方まで続いたのですか?
「食事はしょっちゅう中断されましたから。歌やら踊りやら笑い話やらで。ベルルスコーニ首相は私に小話まで作ってくれたんですよ。私をじっと見つめながら、“男のことはもう信じられないって言う女の人がいるんだ。私はその女の人に、もう一度、男のことを信じさせてあげようと思ってるんだ。自家用ジェットで迎えに行くつもりだよ。” って。それから首相と一緒に踊ったんです。お抱えのピアニストがスローな曲を弾いて。『マイ・ウェイ』でしたね。ぴったりくっついて踊って。それで私の顔を覚えていないですって?」

− あなたが帰られた時、女性のうちどなたかが残っていたようですか?
「お答えできません。私が言えるのは、ほとんど夜が明けていたってことだけです。」

− ベルルスコーニ首相は「取りかかるべき書類が一枚でも机の上にあるうちは寝ないことにしている。」と仰ってますが、首相はなんらかの書類を検討するとか、電話に出るために席を外すことがありましたか?
「お仕事について、首相は私達に色々と話してくれました。でも、席を外したのはプレゼントを取りに行った時だけですよ。ぜひとも自分で配りたかったんですね。もらった物は絶対にその場で身に付けなくちゃいけなかったんです。蝶々や亀の飾り物に、ブレスレット、ネックレス、指輪など。
(写真右上は別のパーティーでバルバラ・モンテレアーレさんが受け取ったプレゼントの数々)」

− この夜について、どんな印象をお持ちですか?
「ハーレムですかね。いえ、私がよく知っているハーレムはきちんとしたものですが。ドゥバイに3回行ったことがあるものですから。アラブの族長の方々は、独自の流儀で妻達に対して敬意を払っています。妻達をはべらせ、妻達を優先し、妻達を誇示するんです。でも、あの夜のハーレムは好きにはなれませんでしたね。王様が1人いるだけ。あの人のことですよ。」

− ノエミ・レティツィアさん(写真左)について聞いたことはありますか?
「あの騒ぎの後では耳にしましたが。でも詳しいことはお話しできません。その話を思い返すと、言葉がありませんとしか言えないですね。」

−ローマの首相邸へは11月4日の夜に再訪していますね。タランティーニ氏から「あの方が会いたがっている」と言われて。
「私のことは、はっきりと覚えていましたよ。」

− 一晩過ごされた夜で、オバマ氏の大統領選があった夜ですよね。
「その晩についてはお話できません。」

− 朝食を一緒に取るよう、首相が誘ったと言うのは本当ですか?
「はい。食堂でではありませんよ。もっと親密なものでした。」

− あなたは報酬をもらって陰謀を企んでいると非難されていますね。「ゆすり」と言われていますが。
「馬鹿げていますね。今回の件で、誰からも一銭ももらっていません。私が告白しようと決心したのは5月31日、だまされたことに気づいた日です。私が生涯をかけて取り組んでいる住宅の建築計画に、誰も手を貸してくれないのだと気づいたんです。その日、首相はバーリの町に来ていました。私に気づいて、挨拶してくれました。でも、その後はボディガードに止められて。私だって首相の党から立候補していたのにですよ。私のことを止めたボディガードにも覚えがあるんです。ローマの首相邸で見たことがあるんですよ。その時は別のことをしていましたけど。」

− 何をしていたのですか?
「私のことを見ていました。11月4日の夜、首相がソファーに座って私のことを堂々と撫でさすっている時に。」

− それで、5月31日に話そうと思ったのですね。
「そこが限界でしたね。すぐに『Oggi』誌の記者に話しました。」

− アパートが空巣に入られましたよね。
「すごく変な空巣でした。5月のことです。首相と会った時に録った録音テープを友人に預けた数日後でした。」

− その友人と言うのはジャンパオロ・タランティーニ氏ですか?
「いいえ。名前は出せません。」

− 何を盗まれましたか?
「パソコン、CD、下着を全部、ヴェルサーチの洋服。ローマの首相邸に着て行ったのもです。びっくりして、それから分かってきたんです。」

− それで、弁護士を探されたのですか?
「弁護士は“Oggi”誌とのインタビューのために探していたんです。その後、処理してもらうことはなくて、そのまま雇っていたんです。それから、6月8日に検察から証人として召喚されたので驚いたんですよ。」

− 検察の捜査では5つの都市で地方政党代表者とのレセプションが開催されていたそうですが。
「私は一度も出席したことはありません。」

− 頻繁に会われていた副知事と言うのは民主党(最大野党)のサンドロ・フリスーロ氏のことですか?
「誰のことか分かりません。」(2009年6月25日 La Repubblica)

 

 

そう言えば今日、バルバラ・モンテレアーレさん(上記写真でアクセサリーを持っている女性。首相パーティーに出席したが性的関係はないと主張。首相擁護派。)の自家用車が放火されたと言うニュースがありました。

 

イタたわニュース関連記事
私も首相邸に行って写真を撮りました…:ベルルスコーニ買春パーティー疑惑
ベルルスコーニ買春パーティーの真実:首相と寝て、金をもらって、選挙に出され…
伊首相からノエミ嬢へプレゼントのお値段は!?


Pocket

,

No comments yet.

コメントを残す

スパム防止の為、計算に答えて下さい * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.

Top