ベルルスコーニ買春パーティーの真実:首相と寝て、金をもらって、選挙に出され…

ベルルスコーニ伊首相と言えば、この4月に夫人から三行半をつきつけられてからは、未成年者との淫行疑惑に別荘での乱交パーティー疑惑で、選挙も期待通りの快勝とはいかず…。
そして遂には、『伊首相に今度は買春パーティー疑惑、当局が捜査開始』と、きました。
しかもイタリアで今回の買春暴露インタビューを一番に掲載したのが、ここ最近はずっと首相寄りだった『Corriere della Sera』紙なんですよ。
離婚問題の時は、編集長みずから首相の独占インタビューをやってたぐらいの新聞なんですよ。
実はわたしも、まず反首相派の『La Repubblica』紙の関連記事を訳し始めたら、「今回、首相を怒らせたのはうちの記事じゃありません」って書いてあったんで、あわててこっちの記事に変えたんです。

 

 

バーリ 『出会いから選挙出馬まで、これが私の真実です』

パトリツィア・ダッダリオさん(写真左)、イタリア南部バーリ市選で「La Puglia prima di tutto」党より出馬。同党は、今回の選挙においてベルルスコーニ首相率いいる「自由の人民」党グループの一つである。
パトリツィアさんは当初、ラッファエレ・フィット大臣や「自由の人民」党政治家らのかたわらで選挙キャンペーンに参加していたものの、現在は立候補を放棄し、新たな真実を語ることにしたと言う。
当紙ではパトリツィアさんから連絡を受け、非常に慎重かつ制限を設けながら、市町村選挙の立候補者として語るこのインタビューを取り行った。
「私が選挙に擁立されたのは、ローマの首相邸でのパーティーに2回出席したからです。決心がにぶる前に何があったのかを話しておきたいんです。私が話す内容に関して証拠もあります。私の名前はまだ(立候補名簿に)ありますが、私本人はもういません。」

それでは最初からうかがいます。ローマのグラツィオーリ首相邸へ初めて行ったのはいつですか?
「去年の10月中旬です。」

− 誰から招待されたのですか?
「バーリ市で友達付き合いをしている男性からです。彼の知人に私を会わせたいから、ローマでひらかれるディナーに出席してくれないかって。私はただでは動かないと言ったら、2千ユーロ(約27万円)で話が決まったんです。それから、ジャンパオロ氏と言う方に紹介されました。」

− どんな内容だと説明されましたか?
「飛行機でローマへ向かったら、運転手が1人待っているからと。すぐにベルルスコーニ首相が主催するパ−ティーだと言われました。」

− 冗談だとは思いませんでしたか?
「この話を持ってきた友人は100%信頼できる人ですから。飛行機のチケットを渡された時には、本当の話なんだなとわかりました。」

− それでローマへ向かったのですね?
「はい。打ち合わせ通り、ローマに着いてからタクシーでMargutta通りにあるホテルまで行きました。それから迎えの車が来て、ジャンパオロ氏がいるホテル・デ・ルッシエへと連れて行かれました。そのジャンパオロ氏と女性2人と一緒に窓ガラスをフィルムで覆った車でグラツィオーリ首相邸へと行き、私はアレッシアと名乗るように言われました。」

− それから?
「大きなサロンへ入って行くと、他にも女性がいました。20人ぐらいでしょうか。アペリティフにピザやシャンパンがあって。それから少ししてベルルスコーニ首相が入って来たんです。」

− それ以前に首相に会ったことは?
「いいえ、一度もありません。首相は皆に挨拶してから、私に話しかけてきました。仕事はなんだいと聞かれたので、首相に自分を印象づけることができたんだなと思いました。すぐに私は我家の土地に家を一軒建てたいって話したんです。首相は私達にブッシュ大統領と会った時のビデオや、ご自宅の写真などを見せてくれました。それから歌を披露したり、笑い話を話して聞かせたり。」

− あなたはすぐにバーリへ帰られたのですか?
「夜でしたから、ホテルヘ戻りました。ジャンパオロ氏からは、私が首相邸に残らなかったから千ユーロ(約13万円)しか渡せないと言われました。」

− この話を証明できる人はいますか?
「証拠があります。」

− つまり?
「この時、一回きりじゃなかったんです。2週間後、私はまたグラツィオーリ首相邸へ行きました。正確に言うと、オバマ大統領の選挙の夜にです。」

− つまりアメリカ大統領選があった夜、ベルルスコーニ首相と一緒だったと言うことですか?
「はい。誰にも嘘だとは言わせません。飛行機のチケットもありますから。この時もホテルヘ行きました。ヴァラディエール・ホテルです。私の他にも女性が2人がいました。1人は前から良く知っています。いつもジャンパオロ氏が全て仕切っていました。」

− それから、どうなったのですか?
「運転手付きの車で首相邸へと連れて行かれました。でも、その晩は他には誰も招待されていませんでした。スイーツのビュッフェが用意されていて、いつものピアニストが1人いました。首相は私の顔を見ると、すぐに家の建築の話を思い出してくれました。それから、ここに残ってくれるよう言ってきました。」

− あなたはグラツィオーリ首相邸で一晩過ごされたと言うのですか?
「首相に会った2回とも録音しています。」

− 本物だと証明できますか?
「声で分かります。それに証人がたくさんいますよ。私に会ったことがないなんて言えない人達が。」

− 失礼ですが、あなたは人と会う時はカセットレコーダーを持参するのですか?
「以前、ある男性との間に深刻なトラブルがあって。それ以来、大切な人と会う時はいつも持って行きます。」

− ローマの首相邸に入る際に所持品チェックがなかったとでも言うのですか?
「だって、そうでしたから。私が上手くやったからかしら。でも、とにかく本当にそうだったんです。」

− 証明もできるのですか?
「同じ夜に首相から電話をもらいました。バーリに着いたばかりでした。その数日後に、ジャンパオロ氏からまたローマに来るよう言われましたが、お断りしました。」

− あなたのお話は信頼しかねますが。
「正しいと思うことは言うものでしょ。首相は私の計画が上手くゆくように、信頼できる者2名をバーリに送ると約束したんです。この約束は果たされず、それ以来、もうローマへは呼ばれなくなったのですが、ジャンパオロ氏からは来るようにとずっと連絡がありました。2回ローマへ行ったと言う証拠を、私が持っていることを知っていたんですよ。」

− あなたは見返りを強要したのだと分かっていますか?
「そうですか?こう言う話もあるんですよ。数日後、ジャンパオロ氏から私の履歴書がいるって言ってきたんです。私のことを欧州議会選挙に擁立させたがっているからって。」

− しかし、あなたの名前は立候補者名簿にはありませんでしたよね。
「例のヴェリーネ(かわい子ちゃん)候補者が問題になった時、ジャンパオロ氏の秘書から “もう無理だ” って電話がありました。」

− それでは市町村選挙へ擁立されたのは、その埋め合わせと言うことですか?
「3月末にタート・グレコ氏が私に会いたいと言ってきたんです。グレコ氏の甥の方は古くからの知合いなんですが。会う約束をしたら、La Puglia prima di tutto党から出馬しないかって言われました。そこの名簿順で第一位がグレコ氏なんです。私はすぐに承諾したんですが、後日、自分は間違いをおかしたんじゃないかなって気づきました。」

− どうしてですか?
「自宅に空巣が入って、根こそぎ盗まれたからです。CDにパソコン、洋服、下着と、なんだがすごく変な盗み方でした。」

− そんなことが…。それで警察へは通報しましたか?
「もちろん。それに選挙運動も続けてやりました。ベルルスコーニ首相がPdl(自由の国民)党員の応援演説をしにバーリ市にやって来るまでは、すべてが順調だったんです。私はパレスホテルのエントランスで首相をお待ちしていました(写真右)。首相は私の方を見ると、私に握手して、それから人で溢れかえっているホールへと入って行きました。私も候補者の1人ですから、一緒に中へとついて行きました。だけどホールの入口で警備員や党員らから止められて。このイベントに参加させてもらえなかったんです。」

− それで、これらの出来事について話す気になったのですか?
「違います。選挙運動を続けることだって、陰で談判することだってできました。私がこうやって話すのは、裏切られたことに気づいたからです。私は我家の土地に家を建てたくて手配を頼んだだけなのに、反対に利用されてしまったんです。」(2009年6月17日 Corriere della Sera 写真:La Repubblica

 

 

すべてを仕切っていたジャンパオロ氏はパーティー出席の女性陣に、「服装はエレガントに、化粧は薄めに」と指示していたんだそうですが…好みなんでしょうかね、首相の。

ちなみに、もっと大きな写真は下記からご覧いただけます。
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/politica/bari-inchiesta/1.html

それから、パトリツィア・ダッダリオさんの2004年版カレンダーの写真はこちらから。
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/politica/calendario-daddario/1.html 

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