不況だから禁煙やめるぞ!!

イタリアの20%の家庭が経済的に苦しいと感じ、6.3%が現在の収入では生活することができないと言う統計が出ていますが、そんな中、わざわざタバコ代にお金をかけようって人達が増えてます。
不況へのストレス解消にタバコを吸って、その出費がまたストレスにならなければ良いんですが…。

 

 

トリノ 『喫煙を再開するイタリア人、禁煙者が増え続けた6年間の後に』

イタリア人が、かつて執着していたものへと帰ってゆく。
それは煙草。2009年、イタリア国内のある社会現象が方向転換しようとしている。
過去6年間で初めて喫煙者の増加が認められたのだ。『紫煙』に別れを告げた者達が、次々に転んでゆく。ふたたび煙草に火を点ける禁煙者たち、手を貸しているのは今回の経済危機だろうと専門家らは言う。
現在、人口の25.4%、つまり1,300万人(男性710万人、女性590万人)が煙草を手放せないでいる。2008年度はこれより低く、22%だった。
このイタリアにおける悪癖は、ミラノのマリオ・ネグリ薬理学研究所およびイタリア対腫瘍連盟の協力のもと、『Iss(衛生最高機関)』が『Doxa』に委託して出された調査結果である。

同調査は5月31日の『世界禁煙デー』に先がけミラノで15才以上3千名を対象に行われ、『紫煙』に惑わされたイタリア人の数は喫煙を再開した人数に一致していると言うことが分かった(禁煙者数は08年度18.4%、09年度14.6%)。
しかし、煙草の売上数に関して増加傾向は見られず、むしろ2008年度には0.8パーセント下降している。

喫煙者の約4割が1日15〜24本の煙草を消費しており、また半数は15本以下に留まっている。
年齢別では25〜44才が32.1%と手堅く、若年層(15〜24才)と高年層(45〜64才)が29%前後と並んでいる。また、初めて『紫煙』の味を覚えたのは平均18才。6割が友人やクラスメートに誘われて喫煙の道へと入ったと答えている。

同調査では、禁煙しようと思ったことがあるのは27.5%だが、実行には至らなかったとのこと。
数日間でも禁煙に成功した者は21.7%で、数ヶ月続いた者は29.2%。
また、数年間の禁煙の後に喫煙を再開した者は18.6%で、まさしく喫煙を再開してしまった禁煙者らが、今年度の喫煙者の増加の一部を担っていることになる。

「喫煙を再開した人達は、この不況に後押しされたのでしょうね。そして多分、喫煙者も自分がどの程度のニコチン中毒なのか自覚もないのでしょう。だから、いつでも自力で辞められると思っているのですよ。」と語るのは、『Iss(衛生最高機関)』における煙草、アルコール、ドラッグ調査担当の責任者ピエールジョルジオ・ズッカロ氏。
今回の調査で回答者の23パーセントは明るい希望を抱いているようで、「1ヶ月以内には禁煙するつもり」と答えていると言う。本人の意思は別にして、ズッカロ氏によれば「禁煙をうながすような歯止め」が必要とのこと。例えば、煙草の値上げとか…。

「喫煙者の50%以上が、禁煙サポートに利用するため煙草に10セント(約13円)の税をかけることに賛成なんですよ。それから85%以上は禁煙スペースの増加も有効と考えていますね。イタリア人が考える禁煙に有効な措置としては、18才以下への販売禁止や、禁煙用の医薬品を無料配布するなどがあげられてます。」(2009年5月26日 La Stampa)

 

 

私の周囲では「貧乏」だったから禁煙せざるおえなくて、その後、経済的に余裕ができても再開する気が起きなかったって人が複数いますが…。

 

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