イタリアにマキグチ小学校が誕生?創価学会の教育者の名を!?

あの創価学会の前身である創価教育学界の創立者、牧口常三郎と言う方の名前が、ローマにある小学校に付くかどうかの瀬戸際です。
イタリア人の反応は…やっぱり、キツいみたいですよ。

 

 

ローマ 『多民族小学校、名称をピザカーネからマキグチへ』

リソルジメント(イタリア統一運動)の英雄、カルロ・ピザカーネを押しのけるわけである。
この英雄の名前を掲げるローマのピザカーネ小学校および幼稚園では、全校の約90%を外国人生徒が占めている。そして今や、グローバルで他民族な世界を讃えるべく、学校の名称を日本人教育者、牧ロ常三郎の名に替えようとしているのだ。
少なくとも同校のヌンツィア・マルチャーノ校長がそう希望していると語るのはピザカーネ小学校の『母の会』の皆さんで、同校長とは数年前より「イタリア語と文化を子供達にきちんと学ばせるために真の統合教育」を求めて対立している。
『母の会』代表のフローラ・アルカンジェリさんは、同校長は最近行われた会議で「名称変更」を提案していたとしながら、
「会議の議事録に全員賛成で承認されたと書かれているのを読みましたが、私達はその議事録のコピーもいただけないんです。」と話している。

多文化教育を真に目指してのことなのか、それとも、ただの挑発行為なのか…。
同校では、おもにベンガル、ルーマニア、中国など24カ国270名の外国人生徒が学んでおり、その学校長が自信を持って提案した名称変更が、物議の嵐を引き起しているのだ。
現在、マルチャーノ校長は電話にも応対せず、身を隠している状態である。
与党である北部同盟党イレーネ・アデレンティ氏は、
「イタリア文化にとって、我々の偉大なる教育の歴史にとって大変にショックなことです。」と話し、
「イタリアの学校に日本人教育者の名前を付けるなんて、イタリアの文化を前にして尊大なやり方じゃないですか。学校の名前を言うためだけに、日本語を習わなければならないでしょ。」と言い添えている。
また現在、欧州議会選に立候補している与党Pdl(自由の国民)党のマルコ・スクーリア氏は同提案について、
「左派勢力によるイデオロギーの高揚だ。そのせいで、同校の生徒達は昔ながらのイタリアの童謡の代わりに、アラブ語の詩なんて覚えさせられるんだ。」とコメントしている。

同小学校では別件でも話題になったことがあるのだが、数ヶ月前にやはり『母の会』が「キリスト生誕を模した飾り物 “ プレゼッペ ” に、アラブ風にターバンを巻いた羊飼いやベールで顔を隠した女性の人形が置かれていた」と訴えていた。
また、同幼稚園の園児が紙で折った帽子をかぶせられていたのだが、その紙を広げると中にはイスラエル製品ボイコットのメッセージ文が書かれ、燃えるアメリカ国旗の上でこめかみに銃を突きつけているブッシュ元大統領のイラストが描かれていたのだ。
Pdl(自由の国民)党のファビオ・ランペッリ下院議員は次のように話している。
「学校に日本人教育者の名前を付けようとすることで、校長らの挑発行為はこっけいな粋にまで達してますよ。児童らが無邪気に自分達の学校の名前を言うところを想像してみようじゃありませんか。」

ローマ市政で学校教育を担当しているラウラ・マルシーリョ評議員は、
「公が認めるところの不可欠な要素として、持続性と言うのは大切なことでしょう。」として、名称変更には反対の構えでいる。
また、賛成派であるラツィオ州での左派グループリーダー、エンリコ・フォンターナ氏は、
「この名称変更に関しては、ローマのTor Pignattara地区のように実際に苦労して多民族社会を築こうと試みているような反イタリア活動とは違うでしょう。」と擁護している。
なお、ラツィオ州の地方学校教育局マリオ・マッダレーナ・ノヴェッリ局長からは、
「まだ同校から名称変更の届け出は出ていない。」と話している。
また最近、ローマのジャンニ・アレマンノ市長が『母の会』代表と会見したと言うが、同会のアルカンジェリさんは、
「同校の状況は何一つ改善されておらず、来年度からは私達の子供は通わせないことに決めています。この8年間に渡る話合いには、もううんざりですし、真の統合教育を目指したプロジェクトもすべて失敗に終わりました。今、残っているのは移民の皆さんと外国人クラスだけです。イタリアの小学校で初めてイタリア人生徒がたった1人になるかもしれません。幼稚園の方には入園予定の児童が35名いますが、そのうちイタリア人はたった8名だけなんです。」と言葉を締めくくった 。
(2009年5月19日 Corriere della Sera 写真:ウィキペディア

 

 
現在、イタリアではリビアから命からがらやって来た移民船を、無情に追い返しては問題となっています。
現政府は多民族国家にしたくない訳ですから、やはり今回の名称変更の一件も右派と左派の政治的な戦いなんでしょうかね。
ちなみにイタリアやブラジルではすでに、『マキグチ通り』とか『マキグチ公園』なんかはあるらしいですが…。

 

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