伊首相、TVで離婚問題を激白

熟年離婚が瀬戸際のベルルスコーニ伊首相。一連のスキャンダルを釈明するため、ついにTVに登場しました。
イタリア国民って何でもすぐに忘れる…なんて言われてますが、今回ばかりは難しいような。

 

 

ローマ 『すべては左派の誹謗中傷、未成年とは交際してない』

ベルルスコーニ首相が、ヴェロニカ夫人から離婚を申し渡された件について、反対勢力や新聞各紙に対し再び攻撃をしかけている。首相は5日夜、人気討論番組『Porta a porta』に出演し、
「すべては左派勢力と、その息のかかった新聞のせいだ。私の支持率が70%もあることに我慢ならないのだよ。そのうえ、自分たちの陣営が縮小したものだから、根も葉もないことを言って個人攻撃を始めたんだ。」と話しながら、特に問題とされている18才少女ノエミ・レティツィアさんやその家族との交際については、
「私が未成年者と付合っているだなんて大嘘だ。あの娘の父親から、会って話しをしたいって電話が来たよ。明日、そのインタビュー記事がうちの雑誌『Chi』に載ることになっているんだよ。」と、賢明に自己弁護に努めた。

Pd(民主党)からの反論
野党であるPd(民主党)も速攻で反論しており、同5日、国営放送Rai3で生放送された討論番組『Ballarò』では、Pd(民主党)のダリオ・フランチェスキーニ党首(写真右)が、
「陰謀説はいい加減にしてもらいたい。我々はきちんとした対応をしているのに、ベルルスコーニ首相がしつこく非難しているのだ。いくぶん力尽きている証拠だよ。」と厳しい発言をし、
「首相はまるで、自分の人生をリアリティー番組にしたかったみたいだ。1人のマッチョと女性達、そして、金とね。」と強調。
つまりは、「Chi è causa del suo mal non pianga se stesso(伊諺:自分で不幸の種をまいた者は、自分を嘆くがいい)」と言うわけである。
また、上院で民主党リーダーを務めるアンナ・フィノッキアーロ氏(写真左)は、
「陰謀だと非難するのにTVを占領するのは辞めていただきたい。恥を知りなさい。根も葉もない論争だと誤摩化しながら、 みっともない事柄を隠ぺいしようとしているのですよ。」と、さらに手厳しい。

レップブリカ紙への非難
首相は当紙に対しても、18才少女(写真右)の誕生日パーティーに出席した件を一番に報道したことで、非難の矛先を向けている。
「いつだってレップブリカ紙なんだ。18才になったばかりの少女と、つまり、それまで未成年だった少女と私が交際しているかのような見出しをつけて。妻が離婚したいと言ったのだって、レップブリカの紙面でだし。
“ 偶然ではない” とはっきり言っているがね。私はこれ以上は言及しないよ。」

新たな失言ビデオ
一方、イタリア北部トレント市の地方局がベルルスコーニ首相の失言集ビデオを放映した際に、先月25日に録画されたものが含まれていた。
地震のあったラクイラ市で撮られたもので、トレント市評議員のリア・ベルトラーミ氏(写真左)に向かって、首相が「シニョーラ、ちょっとお話でもいかがかな。」と声をかけたもの。ベルトラーミ氏もこの件を認めている。

「カトリック教徒からの好感度は落ちない」
首相は、カトリック系日刊紙『Avvenire』に掲載された司教らからの訓戒に対しても、
「カトリック教徒からの好感度は落ちない。」と自信を見せ、
「いずれ真実が知れ渡ったら、我がPdl党の活動は間違っていないことが分かってもらえるだろう。そして、スキャンダルとは無縁の友情についてもね。」と主張した。
そのうえ首相は、
「より重要な地位にあがるでしょう。すでに大したものなんですがね。それにヴァチカンとの関係も良くなるでしょう。今までの、どのイタリア政府も持つことができなかった良好な関係ね。」と確信している。

誕生日パーティー写真への疑惑、「すべて本物だ」
民放ニュースに先行して週刊誌『Chi』に公開された誕生日パーティーでの写真の真偽について、インターネットサイトやブログから疑惑が寄せられており、それについて首相は次のように反論している。
「あのレストランを取材して、コックやウエイターらに聞いてみなさい。左派の新聞が、あの写真は合成だと頑固に言うのには驚いたよ。仮にだよ、総理大臣と18才の女の子が危ない関係だと思われそうなら、そんな所に出かけて行くほど馬鹿かい、私は?」

「こんな大騒ぎになるとは思っていなかったよ。」
「正直言って、こんな大騒ぎになるとは思っていなかったよ。
以前も、どこぞの新聞のでっちあげが騒ぎになったことがあったがね。私がある女性に “結婚したかったのに…” なんて言ったと書かれたんだが、あれは本当は “ 君は本当に良いお嬢さんだね。まったくお嫁さんタイプだよ ” って言ったんだ。」
これはもちろん、2007年にマーラ・カルファーニャ機会均等大臣(写真右上)へ向けた賛辞について言及しているのであり、この時はヴェロニカ夫人が当紙に、あの有名な公開謝罪請求の手紙を送ってきたのである。

美人候補者と陰謀説
ベルルスコーニ首相は陰謀説を繰返している。
「すべてはでっちあげで、残念だが妻もその策略にはまってしまったのだな。(欧州議会選挙への)美人候補者の件だって根も葉もないことだ。」
また、欧州議会への候補者が最終的に決定した日については、
「私はワルシャワにいて、朝の8時から夜まで予定がつまっていたんだ。候補者の洗い直しなんてできなかったよ。」と振り返った。
また、候補者名簿に切り貼り作業がなされたことは認めながらも、単に100名から72名に縮小しなければならなかったためだとしている。
「(候補者名簿から)外された中には男も女もいますよ。美人候補者の問題はね、私が政界に取り込もうとしていた人材とは、まったく別の話。我々は革新的で、『わずらわしくない』人材を必要としていたのだ。悪いことじゃないでしょ。」

「妻のことは海より深く大切に思っている。」
最後に首相は夫人との問題について、紙面で公表したことをくり返した。
「離婚に関しては、プライベートな問題とされるべきだ。妻は自分が犯した間違いを認めるべきだと思うよ。妻のことはまだ海より深く大切に思っている。」
首相が『間違い』だと指摘する中には、実の子供達が成人を迎えた18才の誕生日パーティーには出席しなかったと言われたことも含まれており、
「息子のルイジはパーティーはしなかったって言っているし、長女のバルバラの時はラスヴェガスで700人招待してヴェネツィアのカーニバル風に仮面を付けてやったんだが、その時は資金面で応援したよ。二女のエレオノーラに関しては、本人がパーティーをやったことさえ覚えていないとさ。」
(2009年5月5日 La Repubblica 写真:La Stampa)

 

 
実はわたし、この18才少女の一件を初めて読んだ時、これは『隠し子』疑惑に発展するな〜と思っていたのですが、よもや『愛人』疑惑の方へ行くとは…。
イタリア生活7年余り。まだまだ甘かったです。

 

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