リーマン破綻でウンチの缶詰を競売に

リーマン・ブラザーズ破綻に泣いたイタリア人も数多いのですが、損失を少しでも取り戻すためにイタリアらしいアイデアが出てきました。
パゾリーニ監督の映画とかあるせいか、個人的には、どうもスカトロってイタリアっぽい感じがするんですが…私だけでしょうか。

 

ローマ 『リーマン・ブラザースで破産し、“ 芸術家の糞 ” を競売に』

亡き夫が残してくれた全財産を、リーマン・ブラザーズに投資。信頼していた銀行に勧められてのことだった。
今日、ヴィチェンツァ・カヴァルッツィさん(74才)は、挑むかのように手元にある唯一の物を競売に出した。それは、あのピエロ・マンゾーニの『芸術家の糞』を彷彿させる…ウンチの缶詰。

リーマン・ブラザースでの損失は1万4千ユーロに匹敵。
ローマにある証券取引委員会Consobの本部前でCodacons(消費者権利保護団体)のカルロ・リエンツィ会長やヴィットリオ・ズガルビ氏、TV司会者のジャンニ・イッポリティ氏と共に、ヴィチェンツァさんは次のようにコメントしている。

これが唯一、私の手元にある物ですよ。リーマン・ブラザーズが破綻した時、私がいつも行っている銀行で聞いたら、“ 大丈夫ですよ。” って言われたのよ。“ 全て解決されるでしょうし、損失分は銀行の方で弁済することになるでしょうから。” って。でも、お金は全然返ってこないし、夫が残してくれた全財産だったのに。もう、私には何もないのよ、もし、この…」

サレーミ市長で美術評論家でもあるヴィットリオ・ズガルビ氏の評価額。
「第一の目標は、美術評論家らにこれが芸術作品だと認められることで、それは果たしたから、その次は、ローマ国立近代美術館に展示されることですね。作品の価値にふさわしい配置で…私は少なくとも1万5千ユーロ(約180万円)の価値があると思いますよ。それから、ヴィチェンツァさんに関してはマンゾーニ派のメンバーだと言ってもいいですよ。ミケランジェロ派とかラッファエッロ派なんかが存在するようにね。とにかくCodacons(消費者権利保護団体)の名前も入っているのですからね。これは作品の価値を高めますよ。」

作品のお披露目に同席したジャンニ・イッポリティ氏は、次のようにコメントしている。
「助け合いの精神ですね。アルゼンチンで起きた通貨危機では、投資家らが情報提供されていれば損失が最低限で済んだし、全財産を失うこともなかったのに、それで監視委員会が糾弾されましたよね。私は、誰かが現行の法律を適用してくれれば良いと思うのですが。」
(2009年3月11日 Il Messaggero)

 

 

そのヴィチェンツァさんの缶詰が競売にかけられているサイトも、良かったらどうぞ。缶詰の内容物はヴィチェンツァさんのだと言うことも明記されております。

 

イタたわニュース関連記事
1軒120円の家が千軒、BBCがリアリティー番組を制作
首相暴言「経済危機?たいしたことないさ!」


Pocket

No comments yet.

コメントを残す

スパム防止の為、計算に答えて下さい * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.

Top