凶悪マフィア時間切れ釈放、裁判所が忙しすぎて…

現在、イタリアの紙面をにぎわすマフィア組織と言えば、シチリアのコーザ・ノストラ、それからナポリのカモッラに、カラブリアのンドランゲタ。
「マフィア」とは正確にはコーザ・ノストラを指すと言うほどですが、現在は中枢組織を失って迷走状態と言われてます。
一方、事件だ、逮捕だ、逃走だと、最も紙面を賑わしているのはカモッラなんですが、実は、ンドランゲタの手下にすぎないとか…。
つまり現在、イタリアで最も強力で凶悪とされているマフィアとは、ンドランゲタなんです。

 

レッジョカラブリア 『裁判所が過剰業務でンドランゲタのボスを釈放』

イタリア南部レッジョカラブリアのGUP(予審判事部の一部門)が、業務の過剰を理由に簡易訴訟での有罪判決を確定させず、ンドランゲタ(カラブリア・マフィア)のボスが拘留期限切れで釈放されることとなった。
釈放処分となったのは、ンドランゲタのボスとされるコジモ・ロマネッロ容疑者と、ンドランゲタの下部組織ボスの補佐役とされるジュゼッペ・コルッチョ容疑者。コルッチョ容疑者の方は、長期に渡る逃亡生活の末にカナダで逮捕されている。
裁判所はロマネッロ容疑者の弁護人からの請求を受け、未決勾留期間切れのための拘置解除を決定した。
同弁護人によると、レッジョカラブリアのGUPでは一部組織が縮小化され、そのため判事らに判決を作成、提出する充分な時間がなかったとされている。(2009年3月3日 Il Messaggero)

 

 

イタリアでは裁判があまりにも長く、司法の効率性は世界156位。
ちなみに1位は香港で、イタリアより上位にはエチオピア、ザンビア、ウガンダ、セネガル、コンゴなどの国々が並んでおります。
そして現在、イタリアには4,000名の「派遣判事」がいて、3年契約で訴訟1回につき98ユーロ(約1万2千円)で働いている…なんて記事も読んだばかりだったんですが…。

 
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