詐欺兄弟、フェラーリ会長の息子を装う

フェラーリを傘下におくフィアット社の会長、ルーカ・モンテゼーモロ氏と言えば、今年62才にして未だにイタリア誌の『抱かれたい男ランキング』の上位に入るぐらいですから、こんなニュースが出てくると「もしや自分の落としだねか…」って、ちょっとぐらいはドキッとするんでしょうかね。

バルセロナ 『ナポリ出身者2名、モンテゼーモロ会長の息子を装い逮捕』

フェラーリ会長のルーカ・モンテゼーモロ氏の息子を装い、多額の現金をだまし取っていたイタリア人兄弟が、バルセロナで逮捕された。
詐欺容疑で逮捕されたダニーロ・リッパ(28才)、ルーカ・リッパ(22才)兄弟はナポリ出身で、おもな手口は「通りすがりの人間にイタリア領事館までの道を尋ね、自分はフェラーリ会長の息子であるが、一夜を過ごしたキューバ人女性に所持金を持ち逃げされ、レンタカーや航空券の支払いに困っていると訴え、現金を借り受ける」と言ったもの。
二人は同様の手口でアメリカからオーストラリア、ヨーロッパと渡り歩き、バルセロナでは15名の被害者から4,000ユーロ(約50万円)に至る金額をだまし取っている。
バルセロナ地元紙は、リッパ兄弟は略式裁判を経て釈放され、15件の告訴を抱えたまま、すでに故郷のナポリへ到着しているであろうと伝えている。
二人は常に身なり、振舞いも良く、フェラーリのマーク入りのジャケットやブランド品を身につけ、被害者らを信用させていた。
バルセロナ警察の捜査によれば、リッパ兄弟が詐欺行為を始めたのは2004年11月頃で、ニューヘイブン、コネチカット、カリフォルニアで告訴されて以来、FBIからもマークされていた。また、バルセロナへは昨年10月に到着し、空港近くにアパートを借り、犠牲者となる人間を物色していた。
被害者の一人であるバレンシア在住の広告業者は、
「出社しようと家を出たところ、車に乗った若者にイタリア大使館への道を尋ねられた。若者は苦渋に満ちた様子で、昨夜知り合ったキューバ人女性とホテルで過ごしたのだが、目覚めたら所持金を持ち逃げされていた事や、自分はフェラーリ会長の息子であり、モデルの仕事をしている事などを語り、レンタカーや航空券の支払いに困っている事などを語った」と話している。
また、この広告業者の父親も、同様にだまされている。
最終的に、被害者である女性がネット上のフォーラムでリッパ兄弟の詐欺手口などを公開し、また別の犠牲者と共にATMへと赴くリッパ弟の写真をバルセロナ警察が入手した事が、逮捕の決め手となった。
バルセロナ警察では、詐欺師としてはこの弟の方が巧妙であるとし、また、兄弟が被害者らを信用させるために手渡していたフェラーリのジャケットを調達していた男性についても確認している。
今回の詐欺事件を聞いたフェラーリのモンテゼーモロ会長は、
「4年もの間、私が知らなかったくらいなのだから、全くたいしたものなのだろう。詐欺なんかで才能を無駄にしないで、映画界にでも入っていれば道が開けていただろうに。」とコメントしている。(2009年1月5日 La Repubblica)

 

 

そして、バルセロナ警察から詐欺師の才能を評価された弟、ルーカ・リッパ(22才)の写真がこちらです。
あまり良い画像ではありませんが、まぁ、確かにちょっと品の良い顔立ちですね。

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