検閲の魔の手!政府批判のコメディアン国外逃亡?

ベルルスコーニ伊首相がマスメディアを牛耳ってるだけあって、言論・表現に対しての検閲って、それなりにあるんです。それに対抗しているのが、ロベルト・ベニーニを筆頭とするコメディアンたち。
今日の記事に出てくるベッペ・グリッロは、ネタにしていた大手乳製品メーカーが本当に粉飾決算してしまったと言う…イタリアでは今や伝説のコメディアンであります。

ミラノ 『グリッロがブログのためにスイスに新居を購入』

イタリア政府に対し批判を繰り返しているコメディアンのベッペ・グリッロさんが、自身のブログに対する強制閉鎖に備えて、スイス南部ルガーノに新居を購入していたことがわかった。
グリッロさん本人は、次のようにコメントしている。
「もし自分のブログが閉鎖されたら、その日のうちに再開してやる。ここ数ヶ月、放送業界にとっては有利になるような言論規制が出てきているから心配しているんだ。スイスに買ったマンションは別荘なんかじゃないし、税金逃れでもない。ブログのための引越しだよ。言いたいことが言えなくなるようなら、むこうに移る。前進するために準備してるのさ。」
これに対し政界からも一連の反応が出ており、民主党所属で国営放送監視委員会のジョルジョ・メルロ副会長は、
「国外逃亡するには、それなりの理由が必要だろう。グリッロ氏のコメントからは、そこまでする必要があるのか理解しがたい。むしろ、討論を引き起すための政治的、法的な話題作りなのではないか。喋りまくることなしにね。グリッロ氏は民主主義にアレルギーがあるように見えるよ。私は、法的な理由もなくブログの閉鎖ができるとは思えないがね。」と話している。
また、与党である『自由の人民』党員からは、
「グリッロ氏は金持ちなのだから、世間の金持ち同様にスイスへ逃げ込む余裕があるのだろう。」と辛辣な意見が出されている。
元通信大臣のマウリッツィオ・ガスパッリ氏は、
「グリッロ氏は良く喋るわりには、国民投票をするために必要な署名も集められない輩だ。やりたい事をやるのは良いが、私ならグリッロ氏のようにバーチャル劇場で小芝居する気はないね。」と話している。
(2008年12月1日 Corriere della Sera)

 

こちらが、ベッペ・グリッロのブログ日本語版です。


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