ホロコーストは英国の作り話…教師が暴言で停職

個人的には「ホロコースト」とイタリアって、あまり結びついていなかったのですが、イタリア映画でもロベルト・ベニーニの「ライフ・イズ・ビューティフル」は有名だし、古いところではヴィットリオ・デ・シーカの「悲しみの青春」なんてのもありますね。
イタリアに住んでからはホロコースト関連の追悼日の多さに驚いていますが、最近、もっと驚くニュースが出てきてしまいました。

ローマ 『ホロコーストを否定、高校教師が停職処分』

ローマで公立高校の男性教師が、「ナチスによるユダヤ人大虐殺は英国がでっちあげた作り話にすぎない。」との暴言を吐き、停職処分を受けていた。
この男性教師は同校で美術史を担当しており、勤務年数も長い。
問題となった暴言は11月12日に学校会議で発せられたもので、先頃、ローマ市長らに同行してアウシュビッツ強制収容所を訪れていた同校の別教師が、当時のユダヤ人らが受けた悲痛や苦難について語ると、同男性教師が突然、
「そんなのイギリス人がでっちあげた作り話だろう。どこにホロコーストの証拠がある?イタリアの学校なのに、なぜ「Foibe(フォイベ:ユーゴスラビアのパルチザンによる民族浄化のためのイタリア人大虐殺)」など自国の事件を取上げないのだ?ユダヤ人なんて、イタリア人でもないじゃないか!」と否定しだしたとされる。
この3日後、同校の校長がこの暴言を警察へ通報したため、司法当局より詳しい調査が行われることとなり、男性教師の授業は17日から休講とされた。
同教師は常日頃から同僚らとの間で言い争いが絶えず、「いつもイライラしていて、キレやすい。孤立していた。」と評されている。
ローマのユダヤ人組織会長リッカルド・パチフィチ氏はこの件について、
「過激に否定するタイプの人でも、ここまでは言い切らないものですが。この手の発言は学生から出るならば若気の至りとして大目に見られるでしょうが、教師の立場からだと異常ですね。私はユダヤ人としてではなく、一市民として、徹底した措置が取られることを望みます。」とコメントしている。
(2008年11月22日 Il Messaggero)

 

イタリアでも『二夜連続特別ドラマ』って時々やるんですが、大体はキリスト生誕ものか、ホロコースト関連が多いですね。


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One Response to ホロコーストは英国の作り話…教師が暴言で停職

  1. おれ 2009年8月8日 at 10:02 AM #

    教師の鑑だと思う

    全部正論じゃん。

    世間に屈せず正しいことを押し通すことの
    大変さを 身をもって生徒に教えたと思う

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