仏大統領カーラ夫人が大胆発言、伊首相の失言余波

ベルルスコーニ伊首相の「オバマ氏は日に焼けてる」発言は、伊首相がオバマ氏から無事に電話をもらったってことで収まった気配でしたが、意外なところから蒸し返しが起きましたよ。

パリ 『伊首相の失言問題、カーラ仏大統領夫人が蒸し返し』

ベルルスコーニ伊首相が「オバマ氏は日焼けしている」と発言した件で、サルコジ仏大統領夫人のカーラ・ブルーニさんが、「あれを聞いて以来、自分がもうイタリア人ではないことを幸せに思います。」とコメントしていた。
カーラさんは今年2月に、フランス国籍を取得している。
今月9日、フランス紙 “Le Journal du dimanche”に掲載されたインタビュー記事によればカーラさんは、
「ベルルスコーニ首相がオバマ氏について「いつも日焼けしてる」と冗談めかして言った時、異常な感じがしました。私はフランス人になって本当に良かったと、よく思います。」と話し、また、平等を推進してゆきたいとは思うが大統領夫人としての立場上、請願書などに署名することは控える意向とし、
「単純に『歌手カーラ・ブルーニ』としてなら、フランスでの不平等問題について署名をします。ただ、大統領夫人としての名前は、私の自由にはできませんから。」と語っている。ただし、一般的な平等路線には賛同するとして、
「社会は雑多で様々だと言うのに、一体どうしてエリート社会や国会、管理者グループ(音楽、モード業界は別ですが)において、白人社会の壁が生まれたのでしょう。私達は習慣に縛られています。いつも権力者は白人で、そして老人でした。習慣が遂には凝り固まって、目詰まりを起こしている。私の夫はオバマ氏のような黒人ではありませんが、ハンガリー移民の子供です。義父のフランス語には訛りがあるし、義母はユダヤ人の血筋で、いつも自分のことをちょっと「よそから来たフランス人」と言っています。私自身の経歴もまた仏大統領夫人らしいものではありません。私はアーティストで、イタリア生まれですから。」と言葉を続けている。
また、カーラさんがモデル時代に出くわした人種差別についても語っている。
「92年にアメリカのサウスカロライナで数日、写真撮影の仕事をしていた時のことです。私やナオミ・キャンベルは、いつもキャンピング・カーで食事をしていました。近くにレストランがあるのに、どうして行かないの?と訊いたら、「ナオミが肌の色のせいで入店を断られるから」と教えられました。オバマ氏の勝利を見るのは、大きな喜びです。」
カーラ仏大統領夫人のこれらのコメントに対し、イタリアのフランチェスコ・コッシーガ終身議員は、次のように話している。
「我々イタリア人もまた、カーラ・ブルーニがもうイタリア人じゃなくて光栄…いや、幸せだと言っても良いくらいだ。カーラ夫人も波瀾万丈な人生の末に、いつかイタリア人に戻りたいと言わざるおえない日が来るかもしれない。夫人が何を思い、何を発言するかは自由だが、慎重の上にも慎重を重ねた方が良いのではないか。」
また、与党である自由の人民党議員オズヴァルド・ナポリ氏は、
「左派陣営はチャンスだと思って口をつぐんでいる。私は首相を擁護するつもりはないが、イタリアが侮辱されるのは黙っていられない。昔はスターリンからで、今度はカーラ・ブルーニからか。いつか左派政権がイタリアをしきる日が来ることを、我々は心配している。私は成すすべもなく恐れているよ。」と強調した。(2008年11月9日 Corriere della Sera)

 

ローマ法王がフランスを訪問した際には、セクシー下着ラインを披露していたカーラ夫人ですが、さすがシンガーソングライター!言いたいことはカッチリ言いますね。
 
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