BMW女株主をジゴロが恐喝50億円

この世の地獄とは…「コックがイギリス人で、警官がドイツ人、エンジニアがフランス人で、愛人がスイス人、銀行家がイタリア人」なんてジョークがあります。
ドイツ人女性にとっては「愛人がスイス人で、その共犯がイタリア人」なんてのが、まさに生き地獄のようですよ。

ペスカーラ 『愛人男性が4千万ユーロを恐喝』

ドイツの有名実業家でBMWの大株主でもあるスザンネ・クラッテンさん(45才)が、性交渉ビデオと引換えに4千万ユーロ(約50億円)を恐喝されていた事件で、スイス出身のヘルグ・ズガルビ(41才)が恐喝および詐欺容疑で、また、イタリア中西部ペスカーラ県出身のペンション経営者エルナーノ・バレッタ(63才)が共犯容疑で逮捕された。
逮捕されたズガルビは中国語やアラブ語など8カ国語をあやつる好男子で、クラッテンさんの友人複数とも関係を持ち、恐喝を繰り返していた。
ズガルビと共犯のバレッタは、おもにドイツのミュンヘンやモンテカルロのホテルを利用し、隣接する2部屋のうち1部屋でズガルビが女性と密会、もう1部屋からバレッタが隣室の様子を撮影していた。
当初、ズガルビはクラッテンさん及び女性複数との関係を急に絶ち、「アメリカのマフィアから脅されている」と偽って助けを求め始め、クラッテンさんからは750万ユーロ(約9億4千万円)を、他の女性からは一人当たり2、3百万ユーロ(2億5千万〜3億7千5百万円)を受け取っていたが、その後、女性らには撮影した密会映像と引換えに現金を要求する手紙を送り続けた。
クラッテンさんが最初の脅迫状を受け取ったのは昨年11月2日で、翌12月にはDVDと共に4千万ユーロ(約50億円)を要求され、その後、金額が1千4百万ユーロ(約17億5千万円)に減額され、モンテカルロのホテルでの受渡しを指示された時点でクラッテンさんが警察へ通報し、今年1月14日に受渡し場所のホテルに現れたズガルビをドイツ警察が逮捕した。
共犯のバレッタの自宅の天井裏からは2百万ユーロ(約2億5千万円)の現金、その外にもアパートや工場など各種不動産、フェラーリやリムジンなどの高級車数台が押収されている。
捜査官によれば、脅し取った現金のうち2千万ユーロ(約25億円)以上は、エジプトや南アメリカなどで投資に用いられ、安全が確保されている。また、被害者らがホテルで撮影されたフィルムは見つかっていない。
(2008年10月31日 La Repubblica)

 

上の写真は脅されていたスザンネ・クラッテンさん。倒産の危機にあったBMWを救済した故ヘルベルト・クヴァント氏の長女であり、母や弟と共にBMW社の株式の46%を所有、また、製薬会社アルタナの株式50%も所有、風力発電を手がけるノルデックス社にも投資中で、フォーブス誌などの世界長者番付では常に上位を占めております。


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