デ・ロッシ義父殺しの犯人供述

今年の夏、サッカーのセリエAチーム「ASローマ」 のダニエレ・デ・ロッシ選手のお舅さんが殺された事件が、イタリア中を騒がせました。
日本ではデ・ロッシ選手が9月の試合で、2得点を亡くなったお舅さんに捧げていたことが話題になっていたようですが、ついに犯人による詳しい供述が出ました。

ラティーナ 『デ・ロッシ義父殺人事件の犯人供述』

ローマ近郊で8月に、サッカー選手ダニエレ・デ・ロッシさんの義父マッシモ・ピスノーリさん(48才)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されていたガブリエーレ・ピラス(48才)が殺害方法など詳しい供述をしていたことがわかった。
「言いたいことがあります。供述書に書いてもらいたいのです。私とピーノ・アレーナの二人で、マッシモを殺しました。」
突然こう言って、捜査員らに供述を始めたガブリエーレ・ピラスによれば、
ピラスとアレーナの二人は8月半ばの木曜日、次の強盗計画の打ち合わせと偽ってピスノーリさんを呼び出した。二人が待ち合わせ場所に着くと、すでにピスノーリさんが待っていたが、乗って来た車は見当たらず、武器なども携帯していなかった。3人はピラスの車でラウレンティーナ方面へと向かい、狭い脇道で停車すると、アレーナがピスノーリさんへ銃口を向けて外へ出るよう脅した。
アレーナはすぐに発砲するつもりだったが、ピスノーリさんが「何をする?私はお前に何もしていないだろう。」と騒ぎだし、また数百メートル先の民家の窓から人がのぞいている気配があったため、殺害計画を一旦中止して3人とも車に乗り込んだ。車中で二人はピスノーリさんに「殺すつもりはない。ちょっと脅して懲らしめたかっただけだ。」と話し、駅の駐車場近くまで来ると土手の陰に隠れるよう停車し、ピスノーリさんだけを車から降ろした。そして、ピスノーリさんが駐車場に向かって歩いて行く背後2m程の距離から、アレーナが猟銃で2発発射し、倒れたピスノーリさんの体を仰向けにし頭部を撃ち殺害した。
二人はピスノーリさんの所持品には手をつけず、すぐにアレーナの自宅へと車で向かい、車の窓から薬莢やピスノーリさんが置き忘れた携帯電話などを投げ捨てたと言う。
殺害の動機については、もしピスノーリさんが強盗容疑で逮捕された場合、報復としてピラスら二人の名前を密告することを恐れたためとしている。
またピラスは、「最後にやった強盗以来、ほとんどピスノーリに会っていないし、あいつはいつも酔っぱらっていて、手が震えていた。」と強調している。
なお、ピラス、アレーナおよび殺されたピスノーリさんの三人は、今年7月末に実行した銀行強盗での分け前をめぐって争いになっていた。
(2008年10月24日 Il Messaggero)

 

デ・ロッシ選手が9月の試合で2得点した際に、空を指さし亡き義父に捧げていたのは、勇気ある行為だったと書かれております。


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