人種差別は交通安全の看板から!?

イタリアをすっぽりと覆っている不況の嵐の影から、人種差別の風が吹き始めています。
今のところ暴力被害を受けた外国人は、おもに中国人、アフリカ人で、10代の若者グループによるリンチも目についてきています。
暴力事件はもちろんのこと、こんなおバカな事件もけっこう不気味です。

ブリンツィオ 『人種差別、「黒人のこども」の絵を白く塗る』

イタリア北部のブリンツィオ市で小学校生徒らが描いた「黒人のこども」の絵が、何者かによって白く塗り替えられ、人種差別事件として問題になっている。
落書きをされたのは小学校付近の交通安全ゾーンに設置されている立て看板で、地元の小学校の生徒らが厚紙に「色々なこども」の絵を描いてベニヤ板に貼付けたもの。このうち「黒人のこども」の絵だけが、何者かにより顔や手、足などを塗料スプレーで白く塗り替えられ、現在、警察により捜査が行われている。
この人種差別行為に対し、同市市長ならびに小学校教師らは大いに憤慨しており、児童らと共に犯人に宛てて書いた手紙が公開された。

「落書き犯人様へ
あなた方がした落書きに対し、私達はたいへん怒っています。すぐに、元通りきれいにして下さい。お役所からのどんなコメントよりも大切なのは、生徒達の意見です。あなた方が臆病者じゃないと言うなら、生徒達が望んでいるように絵を元通りにして下さい。」

この手紙は市行政からの通達書に掲載され、同市市長の署名も入っている。
(2008年10月14日 La Repubblica)

 

『金髪で白人のこども』の絵の方は、被害を受けなかったんですよ。
イタリアでは常日頃、モニカ・ベルッチのような髪も肌も『褐色』の地中海美人を好む傾向があるんですが…。


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