イタリア女相撲、夢見る女力士たち

先頃、北欧で開催されていた相撲ワールド・カップでは、オーストラリア出身の14才少女(127kg)が銀メダルを獲得し、イタリアの新聞でも話題になっていました。……で、いるんですよ、イタリアにも。夢見る女力士たちが。

ミラノ 『スポーツ競技としての相撲、将来有望な若手女力士』

10月12日にエストニアの首都タリンで相撲ワールド・カップが開催され、イタリア人女性パオラ・ボスさんが『65キロ以下』級で銀メダルを獲得した。
元々は柔道チャンピオンだったパオラさんは相撲の魅力について、
「柔道に比べて決着が早い。取り組みは制限時間3分ですが、大体それ以下で終わります。10秒で勝敗が決まるんですよ。」と語っている。
相撲の発祥地である日本では土俵は女人禁制であり、昨年、土俵内に乱入しようとした女性が力士らによって取り押さえられる事件が起きていた。
ちなみに、相撲では『まわし』と呼ばれるフンドシを身につけねばならず、口の悪い者からは「おむつ競技」と呼ばれている。女性力士らはレオタードの上に『まわし』をしめているが、男性相撲でヨーロッパ第2位のファウスト・ゴッビさんが、「男性でも恥ずかしがって、短パンの上から『まわし』をしめる者もいますよ。」と説明してくれた。
ファウストさんは現在、ミラノに構えたスポーツジムで相撲を教えており、講師やアシスタントには女性もいる。
相撲を習いに来る女性についてファウストさんは、
「『粋』を味わいたくて来る人もいますが、なかには闘志満々の女性もいます。」と。
例えばフィオレッラ・マルコリーナさんなどは、今回の大会には参加しなかったが、女性力士の草分け的存在である。バスケット・ボールから転向したフィオレッラさんは多くの女性力士の例に漏れず、相撲を始めたきっかけは「たまたま」であり、別にブルガリア人力士の琴欧州に憧れていたわけではない。
全体的にオーストラリアの127kgの少女力士に比べるとやせ型ではあるが、ファウストさん(110kg)は、
「相撲はデブだけがするスポーツではありません。特に大切なのは、頭脳ですから。」と説明する。
現在、女子高生で、将来有望な若手女性力士のマルティーナ・パレルモ・セロッネさんも、ファウストさんと同じ意見である。
父親を筆頭に格闘技一家であるマルティーナさんは、タタミの上の競技では兄や姉にかなわず、最終的に相撲を選んだ。
「相撲の型を学ぶのは難しくないけれど、学校の友達に理解してもらう方が大変です。信じてくれなかったり、なにか型を見せてくれって言われたり。」
それで、どうするんですか?と言う記者の質問に、マルティーナさんは、
「道の真ん中で、やって見せてあげることになるんです。」と答えてくれた。
(2008年10月15日 Corriere della Sera)

 

道の真ん中でシコふんでるイタリアの女子高生………見たい。


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