金メダル5つ取ってもエコノミー

国の威信をかけて戦っているオリンピック選手の皆さんが、渡航費用など意外に質素な予算を強いられているのは日本でもよく聞きます。
イタリアでは、スポーツは何をおいてもまず “ サッカー ” と言う空気があるとは言え、試合結果を考えれば…納得できないだろうな〜と言うニュースが、早速、届いております。

ローマ 『金メダリストはエコノミー、サッカー選手はビジネス・クラス?』

イタリアでバレンティナ・ベツァーリと言えば偉大なフェンシング選手である。1996年のアトランタからシドニー、アテネ、そして今回の北京オリンピックに至るまで、個人・団体を合わせて金5個に銀1個、銅を1個を獲得し、同競技での個人金メダル3個獲得は史上初と言われている。
……にもかかわらず、この度、北京からイタリアへ帰国する際、思わず意気消沈してしまうような光景に遭遇することとなった。
ベツァーリ 選手がチームメンバーと共にエコノミー・クラスに搭乗するかたわら、同じくオリンピックに参加していた伊サッカー選手らがビジネス・クラスへと乗り込んでゆくのを目にしたからである。
「メダルを取った私達を差しおいて、どうして無冠のサッカー選手達が?」と不快に思うのは至極当然。
これを受けて、伊オリンピック委員会ラッファエレ・パニョッツィ会長からの回答は以下の通りである。
「伊オリンピック委員会は全出場選手に対し、エコノミー・クラスで渡航するよう予算を割当てており、競技種別による不平等は一切ない。ただし当委員会の決定とは関係なく、伊サッカー協会のように選手らの渡航費用に独自の予算を割増し投入する場合もある。」(La Gazzetta dello Sport 2008年8月18日)

 
このバレンティナ・ベツァーリ選手、TVニュースの電話インタビューでは、「エコノミー・クラスには慣れてますから。」と爽やかに対応してました。
イタリアでは金メダルを穫ると14万ユーロ(約2273万円)の報奨金が出るのですが、半分は税金で持って行かれてしまいます。今回やっと、全額もらえるようにしてあげよう…と言う動きがあるんだそうですが…。


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