ベルルスコーニの刺客はパパラッチ

ブログのタイトルを「ベルルスコーニたわいのない話」に変えた方が良さそうな雲行きです。イタリアの新聞から面白ニュースやお馬鹿な話、トリビア記事なぞを探しているのですが、たどり着く先はいつもこの人!
もしや、この話題性だけが支持率の秘訣なんでしょうか。

ローマ 『ベルルスコーニ首相、スクープで政敵をはめる』

野党であるIdV(価値あるイタリア)党のアントニオ・ディ・ピエトロ党首が、路上で女性とキスをしているスクープ写真を、ベルルスコーニ首相の親族が運営する出版社が「情熱あるイタリア」と題して掲載していた。
この出版社が発行する週刊誌「Chi」および新聞「Il Giornale」は、ベルルスコーニ首相のイメージアップのためにも利用されており、最近も、首相の家族サービスぶりやヴェロニカ夫人との仲むつまじい様子が掲載されたばかりである。
共にレディ・キラーの異名を取るベルルスコーニ首相とディ・ピエトロ党首のあいだでは、ベルルスコーニ首相が「盗聴は原則禁止」と主張した際に、ディ・ピエトロ党首が「盗聴を禁止しなければ、首相が娼婦のヒモみたいなことばかりしているのが知れ渡るからだろう。」と辛辣に揶揄して以来、戦いの火ぶたが切られている。
しかし問題の写真を見るかぎりでは、女性はバイクのヘルメットを抱え、ディ・ピエトロ党首は両手を下に降ろしたままで、さほど「情熱ある」光景には見えない。
なお、渦中のディ・ピエトロ党首は、次のようにコメントしている。
「一体、どこがスキャンダルなのか。友人の誕生日パーティーでレストランへ行っただけ。もっと広角で撮ったら、周りにたくさん人が写っていたはずだ。低次元すぎて相手にもしたくない。こんなでっちあげ記事を自分の新聞に載せて政敵たたきなんかしてないで、ベルルスコーニ首相の方こそ別の心配をした方が良いんじゃないのか。アリタリア問題にしろ、自分を刑事訴追の対象外にした件にしろ、まるで貧しい者から奪い富める者に施してあるくアンチヒーローみたいだ。問題はそっちの方だろう。」
国会の内外で戦いを繰り広げる2人ではあるが、ディ・ピエトロ党首のスタッフらは、しばらく前から監視されていた気配があったと話している。
なお、ディ・ピエトロ党首は以前にもドイツ人女優とイケアで買い物しているところをスクープされているが、その際は女優みずからが弁明し、「私向きの方ではありません。ご家庭の話もよく伺っています。カーテンがなくて困っていたので、イケアまで連れて行ってあげただけです。初めて行ったらしくて、子供みたいにはしゃいでいました。」と語っている。
現在、ディ・ピエトロ党首は妻や3人の子供たちとは離れてローマで一人暮らしをしているが、レディー・キラーと言うよりは、やつれた主夫と言ったところか。(La Stampa 2008年7月31日)

 
今回のスクープ写真なんですが……日本人的には、十分「情熱ある」ように見えますがね。
ちなみに、このディ・ピエトロ党首、どちらかと言うと「熊のプーさん」のような風貌でして。
レディー・キラー……ですか。


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