ゴッド・ファーザー・ウェディング

「コーザ・ノストラ」ことシチリア・マフィア。そのなかでもコルレオーネ一派のボスであるサルヴァトーレ・リイナは、「コーザ・ノストラ」史上もっとも凶悪な男と呼ばれていたそうですが……本日は、そのボスの末娘の結婚式の記事であります。

コルレオーネ 『マフィア・ボスの娘、コルレオーネ村で挙式』

 シチリア北西部コルレオーネの教会で23日、ルチア・リイナさん(28才)と食料品代理店外交員ヴィンチェンツォ・ベッローモさん(34才)の挙式が執り行われた。
新婦の父親であるマフィア・ボス、サルヴァトーレ・リイナは1993年より収監中、また長兄のジョヴァンニ・リイナは殺人罪で終身刑の判決を受けており、家族で唯一拘留されていない男性である次兄のジュゼッペ・サルヴァトーレさん(30才)が花嫁を祭壇までエスコートした。なお、ジュゼッペさんもマフィアの一員として有罪判決を受け、釈放されてから間もない。
教会内には式に参列した多くの親族友人らのほか、興味本位に足をとめる観光客らの姿も見られ、式を執り行ったジュゼッペ・ジェンティーレ神父は集まった報道陣にむかって、「新婦に罪はありません。こうして公の場での挙式を選択をしたことに意義があるのです。」として退出をもとめていた。
式の最後には新郎より、新婦の父親はじめ参列がかなわなかった親族らへの謝辞が述べられ、新婦の母親であり、またコルレオーネ一派幹部の姉でもあるニネッタ・バガレッラさんは報道陣に対し、「今日は家族の祝い事なのだから、あなた達は関係ないでしょう。何かあったら弁護士を通すよう。」と述べて、披露宴会場へと向かった。
この式典に対し「マフィア犯罪の被害者遺族の会」会長は、「新郎新婦はマフィアと癒着しているだけでなく、新婦の父親に謝意さえ示している。被害者の遺族らの痛みの上に築かれた新家庭に、平穏な時が訪れることはない。」と述べ、また、今回の式を執り行ったジェンティーレ神父に対し訓戒を与えるようパレルモより大司教を招いていた。
なお、サルヴァトーレ・リイナが20年以上にわたる逃亡生活の際に使用していた偽名は、奇遇にも新郎と同姓同名である。( Il Messaggero 2008年7月23日)

 

こちらの写真が新婦の母親、つまり「コーザ・ノストラ」史上もっとも凶悪な男の妻であり、コルレオーネ一派幹部の姉でもあるニネッタ・バガレッラさんです。
……極道の妻の貫禄たっぷりですね。


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