イタリア人の動物愛護精神

数年前まで今ぐらいの時期になるとイタリアでは、「捨て犬防止」キャンペーンのTVスポットが頻繁に流れていました。長い夏休みを飼い犬と一緒に田舎で過ごし、秋になったら犬だけ捨てて帰ってしまう輩が多かったせいなのですが…。TV スポットのほかに「拾われて幸せになった元捨て犬」コンテストなども行われていたせいか、最近はイタリア市民の動物愛護精神も高まってきたようでして…ついに、こんな記事まで出てきました。

ナポリ 『新聞第一面で「子犬を返して!」 2,000ユーロ提供』

 ナポリ郊外ヴォメロで先月11日、1才3ヶ月になるジャックラッセルの子犬が盗まれ、飼い主により地元紙の第一面に子犬と引き換えに2,000ユーロ(約32万円)提供の告知が出されていた。
先月11日午後、飼い主宅の庭で遊んでいた子犬のディエゴが、車で通りがかった二人連れの男女により連れ去られたため、飼い主のファブリツィオ・Mさん(19才)はすぐにナポリ中の獣医らへ向けEメールを送付、町中に子犬探しのポスターを貼りめぐらしたうえ、昨日、地元マッティーノ新聞の第一面に子犬の写真と共に告知を掲載した。
子犬はファブリツィオさんの高校卒業試験の合格祝いとしてブリーダーより購入されたもので、今回の提供額は子犬の価格を大きく上回っている。
ファブリツィオさんの父親は次のように語っている。
ディエゴは首輪もしていたしマイクロチップも付いているので、すぐに飼い犬だと分かるはずです。連れ去った人達の家族が気づいてくれるといいのですが。この犬のために大金を使うことになりますが、諦めるつもりはありません。返してくれる気になったら、携帯電話に連絡をくれるだけでいいですから。(La Stampa 2008年7月1日)

 
私の家のご近所には、「飼い主なしで散歩してる犬」が何匹かいて、やっぱり最初は捨て犬なのかと思っていました。
でも、たまに飼い主と一緒の時もあって、ちゃんとリードを付けられていて……気のせいか、ちょっと「照れくさそう」にしています。


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