移民二世はつらいよ

イタリアはヨーロッパでも移民・難民が多い国だと聞いたことがあります。かのカトリック王国ヴァチカンを抱える国民としては人道的にむげに追い払うこともできないのだとか…。
受け入れられた移民達の方もやれやれひと安心とはいかず、慣れない外国生活でやっと落ち着いた時には、子供たちが馴染みの薄い祖国の慣習を疎みだす…なんてことも起きるわけで。
特に、イスラム教徒の両親を持ちながら幼い頃からイタリアで育った若い女性達の葛藤が目につくのですが、ちょっと切ないニュースを見つけました。

ピアチェンツァ 『モロッコ出身の女子高生、誘拐を偽装』

 イタリア北部ピアチェンツアでモロッコ出身の女子高生(16才)が両親の定めた結婚から逃れるため誘拐騒ぎを起こしていた。女子高生は幼い頃よりピアチェンツアで育ち現在も地元の高校に通う学生で、両親が選んだ婚約者がフランスより到着するのを避けての誘拐劇だった。婚約者は同じくモロッコ出身の60代男性。
女子高生は家を出たまま1か月間連絡を取らず、心配した両親が警察に捜索願を出したところ家族のもとへ脅迫および身代金請求の電話が入った。ピアチェンツア警察は捜査班をミラノ中央駅へと移し、48時間におよぶ懸命な捜査の結果この女子高生を発見。女子高生は、若くして望まない結婚から逃れるための狂言誘拐だったこと、自分には同年代の好きな男の子がいること等を語っている。(Il Resto dell Carlino 2008年6月25日)

 
ご近所さんに聞いた話なんですが、わりにリベラルな家庭で育ったイスラム女性が、イギリスに留学してるうちに自分の宗教に目覚め、顔をベールで覆ってイタリアへ戻ってきた……なんてケースもあるそうです。


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