イタリアでバスや電車を利用したことのある方はご存知かと思いますが、時刻表はあってないようなもの!まず時間通りになんて来やしません。どうしてそれほど遅れるのか…と思っていたら、こんな記事を見つけました。
ローマ 『バスで急病人を搬送するも医師ら「出られません」』
ローマでバス運転手が走行路線からはずれて急病の乗客を病院前へ搬送したところ、病院医師らにより「規則で病棟から出られない。救急車を呼ぶように。」と対応されていた。
午後4時20分頃エウル方面に向けて走行中のバス車内で、乗客の一人アレッサンドロ・Fさんが運転手のパスクアーレ・パルマさん(29才)に気分が悪いと訴えでた。すぐにバスは徐行し車内の換気がなされたもののアレッサンドロさんの容態は悪化したため118番へ救急車を要請。走行を再開したパルマ運転手はまもなく別の乗客からアレッサンドロさんが意識を失ったことを告げられ、即座にバス会社本部へ緊急許可を求め最寄りの病院へと進路を変えた。その際、118番へも救急車の要請を撤回していた。午後4時45分救急病院の入口前へ到着し、病院内へ駆け込み救助を求めたところ、「病院施設から出て通りを渡って患者を収容するのは規則に反する。」と対応されたうえ、救急車を呼ぶよう勧められた。失意のパルマ運転手が再び118番へ救急車を要請し待つなか、別の救急車がケガ人を乗せて通りかかり、パルマ運転手と乗客らは必死の懇願でこの救急車を停止させ、同乗していた医師が診察のためにバスへと乗り込んだ。救急車は一旦ケガ人を病院内へと搬送し、再び通りを渡ってアレッサンドロさんの救助に務めた。パルマ運転手が要請した救急車が到着したのはしばらくしてから。
その後、パルマ運転手は乗客らと共に通常走行へと戻り、病院に残ったアレッサンドロさんは、「バスに乗って、すぐに具合が悪くなったことや、運転手さんが奔走してくれていたことは覚えていますが、どうやって病院に来たのかは覚えていません。」とコメントしている。(Il Messaggero 2008年6月17日)
イタリアでバスが来ない時は「きっと今ごろ病院かも…」なんて思って耐えてみてくださいね。
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